投信工房(松井証券)の無料診断を「若い世代」と「ミドル世代」で比較してみた

投信工房は松井証券が提供するロボアドバイザー

【投信工房とは】
投信工房とは松井証券が提供している分析型のロボアドバイザーになります。分析型というのは投資一任運用型とは違い、分析でポートフォリオパターンを提示してくれるところまではやってくれますが、実際の運用をやってくれるサービスはありません。つまり運用したいのであれば自分で購入したりリバランスしたりすることになります。

【証券会社とくらべてコスト安】
同じ証券会社である楽天証券の「楽ラップ」、マネックス証券の「マネックスアドバイザー」「MSV LIFE(マネラップ)」ではは投資一任運用型のロボアドバイザーを提供しています。これらは売買や管理・リバランスなどすべてを全自動でやってくれますが、手数料が1%ほど取られてしまいかなりコスト高になります。対して松井証券の投信工房はあくまでポートフォリオ提案までしかやりませんのでその利用については無料になります。

【運用は低コストインデックス投信】
投信工房では8つの質問に答えて15パターンの運用モデルを紹介するものになっています。提案したポートフォリオを運用するファンドは、松井証券が取り扱っている低コストインデックス投信になります。その運用コストは0.36%とこれまた格安になっています。楽ラップが0.7%、マネックスアドバイザーが0.48%、三菱UFJ国際のポートスターでも0.55%と、他のサービスと比較してもコスト面では最安といってもいいくらいです。

【手間がかかりすぎと不評も】
もちろんポートフォリオ提案型なので実際の売買やリバランスは手動になります。みずほ銀行のSMARTFOLIOや三菱UFJ国際のポートスターも提案型ですが、あちらはそもそも紹介するファンド自体が少ないという点では管理がしやすいです。一方投信工房は提供するファンドも多いため買付け作業がそれだけ面倒になります。もちろんリバランスも同様です。この点が結構不評になっています。

投信工房の無料診断を「若い世代」と「ミドル世代」で比較

■投信工房無料診断体験
https://fund.matsui.co.jp/ra/robo-advisor/page/main.html#!/profiling

利用者のプロフィールにつき、
「若い世代で、投資経験や金融資産が少なく、積極的にリスクをとって攻めたい」
「ミドル世代で、投資経験や金融資産がそこそこあり、リスクを抑えて守りたい」
の2つの対照的なパターンを入力して、それぞれ、どんな『運用コース』と『ポートフォリオ』が提案されるか、実験してみたいと思います。

若い世代は20~30代を、ミドル世代は30~50代を想定しています。この2世代に絞ったのは、ミドル世代以上の高齢シニア世代はロボアドバイザーに向いていないからです。ロボアドバイザーはだいたい年1%の手数料が取られるため、守りを重視し低利回り運用する傾向が強いシニア世代にはそもそもロボアドバイザーはおすすめできません。そのような理由からパターンには入れていません。

他の国内ロボアド会社についても、同様の実験を行い、各社のロボアドバイザーの特徴を探っていくのがねらいです。

それぞれの問いに、
【左】若い世代で、投資経験や金融資産が少なく、積極的にリスクをとって攻めたい
【右】ミドル世代で、投資経験や金融資産がそこそこあり、リスクを抑えて守りたい
の設定で、回答していきます。

投信工房の無料診断をやってみる

ます年代です。若い世代は25歳、ミドル世代は45歳を指定します。

運用方針は若い世代は余剰資金、ミドル世代は老後への資産形成です。

年収は平均年収が該当するところを。

投資経験はやや短めと10年以上を。

経済用語はどちらも同じで。

暴落時の対応としては時間がある若い世代は積極的な追加投資を、ミドル世代は様子見か保守的に。

運用のブレ幅、リスク許容度を選択します。A~Eの順でリスクが高くなっていくので、若い世代は一番リスク高めを、ミドル世代は真ん中くらいを選択します。

時間を味方につけるため積立投資はどちらも。

これで質問は終わりです。

投信工房の無料診断結果と提示されたポートフォリオ

リスク許容度は、それぞれ若い世代は「積極的」、ミドル世代は「バランス型」と診断されました。

ストラテジストの田村さんの顔写真入りなのが印象的ですね。

「積極型」のリスク許容度5から提案されたポートフォリオは、「分散投資(積極的)」です。国内外の株式とREITで62%を占める、収益性を重視したポートフォリオです。

「バランス型」のリスク許容度から提案されたのは「分散投資(バランス型)」です。国内外の債券で53%を占める、安定性を重視したポートフォリオです

リターン&リスク分布においても、それぞれリスク許容度に合った位置になっています。

過去シュミレーションをみてみるとそれほどリターンは変わりませんね。

実際に紹介されるファンドは下記のシリーズです。選択肢が多い分、カスタマイズ性は高いですが、その分手間がかかることは必至です。特に毎月のリバランスに関しては投資対象が増えれば増えるほど手間がかかります。

・ニッセイインデックスファンドシリーズ
・三井住友インデックスファンドシリーズ
・たわらノーロードシリーズ
・インデックスeシリーズ
・SMTインデックスファンドシリーズ
・eMAXISインデックスファンドシリーズ
・i-mizuhoインデックスファンドシリーズ

同じポートフォリオ提案型でも既にファンドができている三菱UFJ国際のポートスターは、それぞれリスク許容度に合わせたファンドを1つ買うだけでバランス投資ができてしまいます。ポートスターはeMAXISファンド適正審査プログラムであり、ロボアドバイザーとは到底いえませんが、手間暇を考えればそれこそeMAXISシリーズを買ったほうが楽なのも事実です。

投信工房はポートフォリオ提案型になるより、投資運用一任型にしたほうがよい、というかしないと利用が面倒で仕方ありません。

投信工房(松井証券)の詳細スペック

運営会社

松井証券株式会社

セリングメッセージ

低コストで簡単・手軽!投信工房

ロボアドが実現するもの

ロボアドバイザーが資産運用をトータルサポート

最低投資額

100円

最低積立額

日・週・月100円

利用手数料

0.392%

ポートフォリオタイプ数

運用コースとリスク許容度の組合せで15種類

主な運用商品

 ・ニッセイインデックスファンドシリーズ
・三井住友インデックスファンドシリーズ
・たわらノーロードシリーズ
・インデックスeシリーズ
・SMTインデックスファンドシリーズ
・eMAXISインデックスファンドシリーズ
・i-mizuhoインデックスファンドシリーズ

特徴

①自由なカスタマイズで上級者も満足

②日・週・月単位の積立投資が可能

③リバランス積立と一括リバランスの選択が可

④投信ブロガーとタイアップ

個人ごとのプロファイル

考慮

個人的な性格によるリスク許容度の違い

考慮

リスクに対する志向

顧客次第

おまかせ⇔DIY支援

おまかせ&DIY支援のハイブリット

ほったらかし⇔常時メンテ

ほったらかし

好調(低調)な市場環境の定義

積み立てペースの選択が可能

株価暴落時への備え

リスク許容度に反映して、間接的に対応(20%下落時)

バックテスト

リーマンショック直前から

手軽軸(低価格・利便性)

★★★★

商品軸(最高品質)

★★★

密着軸(カスタマイズ)

★★★★

戦場(FP>国際分散投資>ETF)

ETF

想定ライバル

ラップ口座

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