ポートスターの無料診断を「若い世代」と「ミドル世代」で比較してみた

ポートスターは三菱UFJ国際投信が提供するロボアドバイザー

【ポートスターとは】
ポートスターとは三菱UFJ国際投信が提供している分析型のロボアドバイザーになります。分析型というのは投資一任運用型とは違い、分析でポートフォリオパターンを提示してくれるところまではやってくれますが、実際の運用をやってくれるサービスはありません。つまり運用したいのであれば自分で購入したりリバランスしたりすることになります。

【MUFG系や地銀でも使える】
ポートスターは三菱UFJ国際投信の専属サービスではなくMUFG系グループ全体で利用されている分析ツールです。三菱系はもちろん、地方銀行や証券でも導入しているところが多く、カブドットコム証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券などでも導入されています。

ポートスターの無料診断を「若い世代」と「ミドル世代」で比較

■ポートスター無料診断体験
https://portstar.mukam.jp/question.html

利用者のプロフィールにつき、
「若い世代で、投資経験や金融資産が少なく、積極的にリスクをとって攻めたい」
「ミドル世代で、投資経験や金融資産がそこそこあり、リスクを抑えて守りたい」
の2つの対照的なパターンを入力して、それぞれ、どんな『運用コース』と『ポートフォリオ』が提案されるか、実験してみたいと思います。

若い世代は20~30代を、ミドル世代は30~50代を想定しています。この2世代に絞ったのは、ミドル世代以上の高齢シニア世代はロボアドバイザーに向いていないからです。ロボアドバイザーはだいたい年1%の手数料が取られるため、守りを重視し低利回り運用する傾向が強いシニア世代にはそもそもロボアドバイザーはおすすめできません。そのような理由からパターンには入れていません。

他の国内ロボアド会社についても、同様の実験を行い、各社のロボアドバイザーの特徴を探っていくのがねらいです。

それぞれの問いに、
【左】若い世代で、投資経験や金融資産が少なく、積極的にリスクをとって攻めたい
【右】ミドル世代で、投資経験や金融資産がそこそこあり、リスクを抑えて守りたい
の設定で、回答していきます。

ポートスター(三菱UFJ国際投信)無料診断内容

まずは運用期間です。どちらの世代もまだリタイアまで時間があるので、ここは同一とします。

若い世代ではもちろんリスクをとっていきますが、ミドル世代は少し抑えめです。

値動きパターンで選びます。ここで3つのチャートパターンが提示されて選択をせまられるのですが、なにに投資しているかは一切わからず、チャートのみです。

こちらも運用成績のボラティリティだけです。何への投資なのかはわかりません。

最後の暴落時の対応を聞かれます。リスクを取る若い世代のほうは追加投資を、ミドル世代は様子見とします。

以上の5つの項目で質問が終了しました。

分析に合わせてリスク許容度が算出されます。若い世代はリスク許容度が最高レベルに、ミドル世代は見事に中間になりました。

ポートスター(三菱UFJ国際投信)無料診断の結果とポートフォリオ

リスク許容度に基づき、それぞれ、「値動きが大きく、積極的な収益の獲得を重視した運用がオススメ」、「安定性と収益性のバランスを重視した運用がオススメ」という提案がなされました。

それぞれ提示されたポートフォリオは次のとおりになります。

「若い世代」ではリスク資産の割合がかなり高くなりました。リスクの高い新興国株の割合が30%、先進国株式も27%、国内株式と、ほぼすべてが株式に当てられる相当にリスクをとるポートフォリオです

「ミドル世代」は全体的に分散されています。若い世代に対して株式の割合が半分以下になり、逆に債券の割合が強くなっています。REITについては対して変わりません。

過去のシュミレーション結果です。若い世代は新興国株への投資の割合が大きいため、数年前の新興国株の下げにより成績が悪化しています。リスクを取った結果がしっかりとわかります。

対してミドル世代は全体的に安定した成績です。特にここ最近の先進国株の上昇があって成績は若い世代よもしっかりとしています。ブレ幅が少ないのもリスク分散の結果ですね。

算出されたポートフォリオに応じたファンドの紹介へ

ここまで算出されたポートフォリオですが、これらはすべて三菱UFJの自社投信である『eMAXIS』シリーズと名付けられた、リスク許容度に応じた5つの種類を持つバランスファンドのいずれかを購入することで簡単に運用を開始することができます。

『eMAXIS』には、サッカー選手のポジションにちなんで、マイゴールキーパー/マイディフェンダー/マイミッドフィルダー/マイフォワード/マイストライカーの5つがあります。 ようは診断の結果はこのファンドの紹介に帰結するわけです。あなたにもっとも合ったファンドはこれです!という紹介になっているわけですね。

今回の診断では、「若い世代/リスクテイク」型には、最適な資産配分を実現するファンドとして、最もリスク許容度の高い『eMAXIS マイストライカー』が提案されました。新興国株式・先進国株式・国内株式で74%を占める、攻撃力重視のポートフォリオです。 リスク資産が4分3というのはバランスファンドとしてはかなり珍しいです。

一方、「ミドル世代/リスク回避」型は、リスク許容度が中位の『eMAXIS マイミッドフィルダー』を提案されました。株式と債券の比率がほぼ同じの、バランス重視のポートフォリオです。

紹介されるファンドはなかなかスペックはよく、ノーロードであり信託報酬は0.5%とリスクテイク型ファンドにしては安く設定されています

参考: 野村證券の「のむラップ・ファンド」
・購入手数料1.08%(税込)
・信託報酬1.1664%〜年1.4904%(税込)

5つのeMAXISシリーズ・バランスファンドの比較

■eMAXISシリーズ・ポートフォリオ一覧
5つのタイプごとに、株式と債券の比率がガラリと変わる、非常にエッジの利いたラインナップのバランスファンドとなっています。(下記画像はリバランス時のお知らせ)

各シリーズのリスク・リターンを比較するとこのようになります。


出典:eMAXIS 最適化バランス(マイ ストライカー)

★ポートスターはセールス色が強すぎる!
ポートスターは分析型ロボアドバイザーというよりは、eMAXISファンド適正審査プログラムといっていいほどセールス色の強いものです。最後にeMAXISシリーズファンドを紹介するという結論ありきのロボアドバイザーなので、アドバイザーになっているかといえば正直言ってNOになります。

eMAXISシリーズは低コストでバランス型ファンドとしても成績もそこそこ優秀ですが、投資家のニーズに合わせた運用パターンを紹介するというロボアドバイザーの本来の目的とは方向性が違っており、eMAXISシリーズへの購入意欲が高い方でないと意味がないとでも言っていいかもしれません。

まぁ1つのファンドである程度分散投資できていて、運用コストも0.5%そこそこコストも安い(通常のバランスファンドは1%くらいのコストがかかるものも多い)ので、投資信託1つだけ買ってほったらかししたい人にはいいかもしれません。

ポートスターの詳細スペック

運営会社

三菱UFJ国際投信株式会社

セリングメッセージ

もう迷わせたくない!

ロボアドが実現するもの

投資信託未経験者に対し、投資信託に触れていただくキッカケを提供

最低投資額

5万円

最低積立額

月1万円

利用手数料

0.50%

ポートフォリオタイプ数

リスク許容度により5種類

主な運用商品

自社eMAXISバランスファンドシリーズ
・eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)
・eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー)
・eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)
・eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)
・eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー)

特徴

①ポートフォリオを実現する5つのバランスファンドを販売

②自社投信(バランスファンド)のみを販売

③イボットソン・アソシエイツ・ジャパンと提携

④サッカー選手のポジション由来のネーミングが個性的

個人ごとのプロファイル

考慮

個人的な性格によるリスク許容度の違い

考慮

リスクに対する志向

顧客次第

おまかせ⇔DIY支援

おまかせ

ほったらかし⇔常時メンテ

ほったらかし

好調(低調)な市場環境の定義

なし

株価暴落時への備え

リスク許容度に反映して、間接的に対応(30%下落時)

バックテスト

2012年から

手軽軸(低価格・利便性)

★★★★

商品軸(最高品質)

★★★

密着軸(カスタマイズ)

★★

戦場(FP>国際分散投資>ETF)

ETF

想定ライバル

投資信託

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