マネックスアドバイザー無料診断体験は「若い世代」と「ミドル世代」で比較できなかった

マネックスアドバイザーとは自分で方針を決めるロボアドバイザー

【マネックスアドバイザーとは低コスト随一】
マネックス証券が独自に提供するロボアドバイザーサービスです。非常に低コストな運用をすることができて、手数料は預入資産の0.48%程度と通常のロボアドバイザーと比較して約半分に抑えられています。大手とも言うべきTHEOやWealthnaviの手数料が1%であることを考えれば、コストでは比較になりません。

 各業者比較 マネックスアドバイザー 楽ラップ ウェルスナビ
最低投資金額 5万円 10万円 30万円
サービス利用料 年0.324% 年0.702%
年1.080%
運用する金融商品にかかるコスト 年0.163% 年0.288% 年0.110~0.140%
合計 年0.487% 年0.990% 年1.190~1.220%
自動積立 ×
自動リバランス △(※4)
運用プランの変更 何回でも可能 1年に12回まで 何回でも可能
運用プラン変更のためのアドバイス提供 × ×
運用商品 国内ETF
(円建て)
投資信託
(円建て)
海外ETF
(ドル建て)
資産売却に必要な日数 最短で当日 10営業日程度 4営業日程度
貸株サービス(※5) 利用可能
貸株金利:年率0.10%
利用不可 利用不可
信用取引の代用有価証券(※5) 利用可能
掛け目:80%
利用不可 利用不可
:マネックス証券より引用

 

【運用ETFを貸し出すことで金利収入も】
他にも運用対象の国内ETFをマネックス証券へ貸し出すことにより、金利収入を得られる 「貸株サービス」 をするなど、証券会社であることの強みを活かした面白いサービスが提供されています。

 

【MSVLIFEとはどう違うのか】
マネックス証券にはこれとは別にバンガード社と提携したマネラップ 「MSV LIFE」 というロボアドバイザーがあります。つまり2つのロボアドバイザーを抱えているわけです。似ているようですが、この2つは大きく違います。

マネックスアドバイザーは後述する無料診断でもわかりますが、ある程度自分で投資先を決めることができます。相場を上げと見るのか、下げと見るのか、世界のどこへどう投資するかの大まかな方針を作り、あとの運用をロボアドバイザーに任せるわけです。

対してMSVLIFEは運用パターンが予め決められており、こちらは入金とリスク許容度の設定くらいしかできません。あとは全てロボアドバイザーが運用するため、カスタマイズすることはできません。

つまり投資先というカスタマイズ性において全く違っているのです。


マネックスアドバイザー無料体験では世代別に分けられない

■マネックスアドバイザー無料診断体験
https://labs.monex.co.jp/adviser/guest

利用者のプロフィールにつき、
「若い世代で、投資経験や金融資産が少なく、積極的にリスクをとって攻めたい」
「ミドル世代で、投資経験や金融資産がそこそこあり、リスクを抑えて守りたい」
の2つの対照的なパターンを入力して、それぞれ、どんな『運用コース』と『ポートフォリオ』が提案されるか、実験してみたいと思います。

若い世代は20~30代を、ミドル世代は30~50代を想定しています。この2世代に絞ったのは、ミドル世代以上の高齢シニア世代はロボアドバイザーに向いていないからです。ロボアドバイザーはだいたい年1%の手数料が取られるため、守りを重視し低利回り運用する傾向が強いシニア世代にはそもそもロボアドバイザーはおすすめできません。そのような理由からパターンには入れていません。

他の国内ロボアド会社についても、同様の実験を行い、各社のロボアドバイザーの特徴を探っていくのがねらいです。

ところが、マネックスアドバイザーについては、上記のような分類に基づく2つのパターンの入力は不可能です。マネックスアドバイザーでは、投資家の「世代」や「金融資産の多寡」等のプロファイルは無視され、投資家の「市況見通し」のみが、ポートフォリオに影響を及ぼすからです。玄人好みのロボアドバイザーとなっています。

仕方ないので今回は通常のシュミレーションにしてみました。

マネックスアドバイザー無料診断をやってみた

マネックスアドバイザーの診断内容は他のロボアドバイザーとは違い、非常に具体的になっています。今回はやや若い世代向けに、日本や先進国よりも新興国にリスクをとって投資する方針で選択していきました。

日本と海外の株価について:

円安か円高かの水準について

日本へ投資するか、しないか海外なら先進国か新興国か

日本や米国の不動産価格について

質問内容は5つだけです。「株式・為替・不動産」 に対してブルかベアであるか、そして 「日本・海外・新興国」 どこへ重点的に投資するかを問われています。債券が含まれていませんでした。

マネックスアドバイザーの診断結果とポートフォリオ

算出されたポートフォリオは以下のとおりです。

先進国債券(ヘッジあり)型になっています。新興国への投資を選択したのにこのパターンはちょっと変なようにも思えます。ポートフォリオをみると新興国株の割合が12.2%になっているので、この割合が多くなったものと推測できます。つまりもともと新興国株の割り当はそれほど大きくはできないようになっているみたいです。

日本への投資を避ける選択をしたので日本株の割合は新興国株と同じくらい、日本と海外のREITにいたっては不動産価格が下ると見ているので割合0%になっていました。

一番割合が大きいのは先進国株式(ヘッジあり)、先進国債券(ヘッジあり)になっています。ようはアメリカなどの年金運用に近いパータンになっているのでしょう。

バックテストでは2012年から2017年後半までの6年近くで1.5倍になっています。6年で50%だと相当な成績になります。ただ海外比率が高いため、円換算で円安の影響が強いためでもあります。

リターン予測のグラフについては、「リターンの振れ幅」の定義が明示されていません。上端と下端の状況は、どれくらいの確率で生起するのか?わかりません。改善を望みます。

まだサービス開始直後のため、細かなところに改善点や修正点が多く見られます。しかし他のロボアドバイザーサービスがほぼ業者の設定したパターンをいじれないのに対して、このマネックスアドバイザーは世代や資産ではなく 「投資方針」 で設定を変えることができる珍しいタイプのロボアドバイザーです。手数料も安く、1%と0.5%では長期になればなるほど運用成績に響いてきます。自分で方針を決められる中上級者向けのロボアドバイザーになっていますね

マネックスアドバイザーのスペック

運営会社

マネックス証券株式会社

セリングメッセージ

あなたが主役のロボアドバイザー

ロボアドが実現するもの

運用方針を決めて、ロボットのサポートを受けながら自分で運用

最低投資額

5万円

最低積立額

月1万円

利用手数料

0.487%

ポートフォリオタイプ数

総数不明

主な運用商品

国内で上場されているETF、海外で上場されているETF

特徴

①利用者の市況見通しに応じた最適な運用方針を決定

②運用プラン変更のためのアドバイス提供

③ブラックロック社、マネックス証券の市況見通しも設定可能

④リターンのバラツキの計算根拠が不明瞭

個人ごとのプロファイル

無視

個人的な性格によるリスク許容度の違い

完全に無視

リスクに対する志向

顧客次第

おまかせ⇔DIY支援

DIY支援

ほったらかし⇔常時メンテ

ほったらかし

好調(低調)な市場環境の定義

不明

株価暴落時への備え

未対応

バックテスト

2012年から

手軽軸(低価格・利便性)

★★★★

商品軸(最高品質)

★★★

密着軸(カスタマイズ)

★★★★★

戦場(FP>国際分散投資>ETF)

FP(ファイナンシャルプラン)

想定ライバル

ロボアド競合他社

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