最近勉強できなくていいとかいうガキがいるが、バカは一生幸せになれないぞ

日本は学歴による偏見があり学歴格差がある

小学校ならともかく中学校や高校になってくると急激に勉強のレベルが上がるため、勉強することをあきらめて全く勉強をしようともしない生徒が出てきます。基本的にそんなのは本人の自由なのですが、勉強せずにバカなまま大人になるというのは非常に人生においてリスクをかかえる危険な生き方です。ハッキリと言います。勉強しないでバカなまま大人になると、とりかえしのつかない損をします。

まず一番重要なのが、学校でも親にもさんざん言われたであろう学歴の存在です。困ったことに日本には、人間を評価するときに際し、その人が 「何を学んだか」 ではなく、「どの教育機関の出身者か」 という偏った判断、過剰な信頼をする学歴社会といった風習がありました。日本の企業の多くにおいても、高校卒業者と大学卒業者の待遇においても非常に差をつけるような、学歴による偏見がなされていることがあり、学歴格差とも言われます。

学歴格差:学歴による偏った判断が日本の企業でもされている

学生のほうからしてみれば、「もっと俺のことをよく知ってよ!」、「学歴だけで俺のなにがわかる!」 といった非難がでてきそうですが、そんなの知ったこっちゃありません。大人は忙しいので、わざわざガキのことなど知ろうとする時間なんてありません。そのため数字と同じように一目で優秀かどうかがわかる学歴というのに判断を頼っているのです。これは偏見なのですが今も根強く続いています。そしてこの学歴が労働者の待遇の格差をも生み出して、非常に大きな賃金格差を生み出し、格差を拡大するひとつの原因ともなっています。では、学歴格差はどれぐらいのものであるかをデータで表示します。一番重要な ”お金” の面のデータです。

学歴格差によってこれほどの平均賃金格差がでる

学歴別の平均年収格差、これは平均年収を各学歴別に比較したもの

学歴があなたの後の人生において ”お金” の面においてどれだけの影響を及ぼすのかデータを見せましょう。この上の図はサラリーマンの平均年収を学歴別に比較したものです。主に学歴には、認知度が高い、中学校卒業、高等学校卒業、短期大学・専門学校卒業、4年生大学卒業の4つをあらわしました。

これによると、ご覧のように一番低い学歴である中卒の年収は430万円程度にしか及ばず、大卒の平均年収680万円との大きな差が見て取れます。学歴が違うということで、中卒と大卒との年収差というのは実に1.5倍にもなるのです。1.5倍ですよ!?本人の優秀さや人格とか、そういったことはほとんど関係なしに、学歴だけでこれだけの差がついてしまうのです。これが日本の学歴格差なんです。また、男女格差もひどいですね。

最近では低学歴の賃金が減ってきている

上の図で算出された学歴による年収格差は ”今” の時点のものです。これからどうなるかはわかりません。もしかしたら、将来学歴の偏重がなくなって、すべての学歴の人が同じような収入を得ることができるかもしれません・・・かもしれません・・・本当にそうなったらどれだけいいことか。ちょっと期待させてしまうような文章でしたが、残念なことにこんなことはありません。それどころか、今後は学歴による年収の格差がさらに拡大する可能性が非常に高いのです!

下の図にあるのは、ここ数年の賃金推移です。ご存知の通り、2000年初頭から日本は 「戦後最長の景気拡大期」 がありました。しかしその恩恵にあずかれたのは一部の大企業のみです。そう、大企業に就職できる大卒者ぐらいしかこの恩恵にあずかれないのです。そして、景気の恩恵にあずかれなかった低学歴の人たちの賃金は悲惨です。

下の図をみれば一目瞭然ですが、ここ10年において不況と景気拡大の両方の影響によって大卒者の賃金は停滞していますが、下がることはありませんでした。しかし大卒者以外の学歴の人たちの賃金は、完全に下落傾向なのです。特に中卒の人たちの下落はグンをぬいており、その下落は年収にして実に50万円にもおよぶほど悲惨な結果となっているのです。大卒者と中卒者の賃金にどんどん差がついているってことですから、年収もどんどん差が広がっているのです。

学歴別のここ10年の賃金推移、景気の影響もあってデフレでも賃金は同じ水準であったが、恩恵にあずかれない中卒はどんどん賃金が減っていく

学歴格差は生涯でこれだけの所得格差を生む

中卒と大卒との生涯賃金格差は実に8000万円以上にも

大卒者と中卒者の年収格差はおよそ1.5倍にも及ぶものでした。しかも学歴というのは、もう一度学校に入り直さない限り変わることはありません。しかし、学校に入りなおすのは経済的にも、時間的にも非常に難しい行為です。ほとんどの方は、もう一度学校へ入りなおすといったことはしないでしょう。つまり一生ずっとこの賃金格差・年収格差が続く可能性が非常に高いのです。それではその一生分の賃金を学歴別にみてみましょう。

上の図はサラリーマンの生涯賃金の総額を学歴別に表示したものです。ごらんのように、中卒の生涯賃金というのは、2億円をわずかに超えるのが精一杯ですが、大卒の生涯賃金は実に3億円を超えるものになります。この賃金差は実に7000万円とも8000万円とも言われます。ただでさえ、一年の平均年収に大きな差があるのですから、退職金や昇進などの要因を加えると、これほどまでに賃金格差が広がってしまうのです。しかも、男性より女性のほうがその格差は圧倒的にひろくなっており、中卒の女性と大卒の女性との賃金差は1億円以上にもなってしまうのです。

やっぱりバカはダメよ・・・幸せになれない

このように学歴という一点だけをみても一生において、男性は8,000万円、女性にいたっては1億円以上もの賃金格差が存在しているのです。その結果、経済的な状況は大きく変わり、その人の人生も大きく変わることでしょう。 『世の中お金が全て』、 『お金が人生のすべてを決める』 ・・・とまでは言いませんが、お金がたくさんあったほうが、生活もしやすいし、悩みもなくなるし、地位や名誉もえられるし、子供にいい教育をさせられるし、いろんなことができてよい人生を送ることができます。お金はないより、あったほうが、絶対に幸せになれるのが現実です。

バカなやつはお金を稼げずに一生お金に困って、幸せになれません。これはドラゴン桜の水野によく表されていますね。ドラゴン桜の水野は、おバカな家庭に生まれてかなり生活に不満をもっており、媚びを売って生活をする母のように落ちぶれたくはないという一心で東大進学を志します。そしてバカともいえる母の愚行を何度も目のあたりにし、 ”バカは幸せになれない” と涙ながらに痛感するのです。

ドラゴン桜:水野の言葉
お母さんどうしようもなくて・・・ (採算度外視で料理店止めてカラオケスナックを開こうとしている母の状況を語る)
バカでしょう?うまくいくはずないじゃん。やっぱりバカはだめよ・・・絶対に幸せになれない。 <by.ドラゴン桜06巻

バカ家庭出身の水野はお金がないことで絶対に幸せになれないことを痛いほど痛感した
©講談社/三田紀房

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