利益の拡大化をはかるマネースクウェアジャパンのトレール決済

トラリピはトレンド相場では利益の取りこぼしがあった

トラリピで有名なマネースクウェアジャパンは、決済トレールというトラリピの利益の拡大化をはかれる注文機能があります。これはその名前のとおりに、トラリピにおける決済注文をトレール注文にする機能のことです。

【トレール注文とは】
トレール注文とは英語で 「Trailing Stop Order」 ともいいます。 Trailing とは追跡するという意味ですね。そして Stop は逆指値のことを指します。つまり Trailing Stop というのは追跡してくる逆指値注文ということになります。この意味が示すとおり、トレール注文とは、レートが更新される度に自動的に逆指値が切りあがってくる注文方法なのです。

【トラリピはレンジ相場向き】
従来のトラリピというのは一定のレンジを想定して、買い注文と決済注文を入れる仕組みです。このトラリピではレンジ相場であれば同じ価格が何度も来るため、注文がリピートされて利益を何度も生み出すことができます。

しかしあくまでレンジ相場であるため、一旦相場が上にブレイクした場合などは利益確定した後に相場がどんどん上昇していってしまいます。そうなったときは「売らなければよかった」と後悔するくらいの取り損ねた利益が出てきてしまいます。過去において 「もしも」 はないため、そのような後悔はしても仕方はありませんが、できればそういったケースは少なくしておきたいですね。

決済トレール注文を設定すれば利益の拡大化が図れる

【決済価格が上昇するのでトレンドが続くほど利益が拡大】
そこで決済トレール注文が役に立ちます。トレール注文は先に説明したとおり追跡する注文になります。先程の上昇相場の場合であれば、相場が上昇していくたびに決済注文も同時に上昇していきます。これであれば相場が上昇すればするほど利益が拡大するため、利益の取りこぼしが普通の決済注文より格段に少なくなります。マネースクウェアジャパンの同じトラリピをしていても、普通の決済方法ならトレンドの入り口で小さな利益しか確保できなかったケースにおいても、決済トレールを仕掛けておくことでトレンドの利益を最大限に確保することができるようになります。

もちろんこれはトラリピのため、決済後は同じ価格でリピート注文されます。

トレール決済注文の仕組みとトリガー価格

このマネースクウェアジャパンの決済トレール注文ですが、トリガー価格によって決済注文が移行される仕様になっています。トリガー(trigger)とは和訳すると 「引き金、きっかけ」 という意味であり、このトリガー価格に相場の価格がヒットすると決済注文がトレールされる仕組みになっているのです。

例えばマネースクウェアジャパンのページに記載されている例をみますと、レートが①にヒットすれば決済注文が②に移動します。レートが③になれば④に、レートが⑤になれば⑥、⑦になれば⑧、⑨になれば⑩というように移動していきます。そして⑪になれば本来価格も同じように移動しますが、相場はいつか終焉するため⑪に到達せずに下落したとします。この場合最後に有効になっている決済注文は⑩ですから、レートが⑩になったときに実際に成行注文として決済されるのです。仕組みとしては他のFX会社でも利用されているトレール注文と同じですので、それが理解できている方であればすぐにわかります。

【トリガー価格は自動設定】
ところでこの決済注文が刻む間隔である 「トリガー価格」 は他FX会社のトレール注文においても最も大切で、決めることが難しいものになっていますが、ここマネースクウェアジャパンのトレール注文においては買いトラリピでは+20pipsごとに、売りトラリピでは-20pipsで固定されてしまっています。自動設定されているため変更することはできません。

トレール決済注文の注意点

さてこのトラリピの利益を拡大化してくれるトレール決済注文ですが、いくつかの欠点もあります。

【トリガー価格は固定】
トレール決済注文を設定する上で一番重要なトレール幅、ここでいえばトリガー価格ですが、マネースクウェアジャパンのトラリピにおいては20pipsの自動固定になっており変更することができません。なぜなのかはよくわかっていません。バックテストにおいて20pipsが一番よい結果を出したのかもしれませんが、投資家にできることはトレール注文をするかしないかの選択だけです。

【相場次第ではマイナスになることも】
トレール決済はあくまでトレンド相場になった場合は利益拡大ができるだけであり、仮に最初の利益確定ポイントに達してから相場が反転してしまえば逆に利益確定のチャンスを失ってマイナスになってしまうこともあります。レンジ相場においてはトレール決済を使わずに通常のトラリピ注文のほうが利益を取れることもあり、相場によって使い分けることが大切になってきます。

【決済はスリッページする可能性】
通常のトラリピの決済注文とトレール決済注文では大きな違いが有ります。それは通常の決済注文は 「指値注文」 であり、トレール決済の注文は 「逆指値注文」 になっています。逆指値注文というのは、あるレートがついたら自動で執行される成行注文になります。そのため注文時の相場の動向次第ではレートがずれるスリッページが起こる可能性があります。特にマネースクウェアジャパンは短期売買向けではないため、サーバーは強いとはいえません。決済注文時のレートがスリッページする可能性は大いにあります。

【せま割対象外】
マネースクウェアジャパンのらくらくトラリピ®、トラップリピートイフダン®、リピートイフダン®、ダブルリピートイフダン®、トラップイフダンにおいて、利益確定の値幅が30ポイント(⇒30銭)以内のご注文に限り、手数料が一律1ポイント(1通貨あたり・片道)還元される 「せま割」 という割引制度がありますが、トレール決済をした場合はこの対象外となってしまいます。

トレール決済の有用性はバックテストで示されている

上記のようにいくつかの欠点はあるもののトラリピの利益拡大化を図る上ではトレール決済注文は非常に有効性が高いものです。マネースクウェアジャパンでもバックテストが行われており、ドル円、ユーロ円、豪ドル円、NZドル円において通常のトラリピと比較しても1.2~2倍の成績を出しており、有効性が確認されています。もちろん過去のデータなので将来においての保証はありません。

【単に使うか使わないかだけ】
もちろんトリガー価格が固定されて自己の裁量が入る余地はほとんどないサービスになっているため、そこが気に入らないと感じる人も多いかもしれません。ですがこれは逆に ”いろいろ考えずに済む” と捉えることもできます。トレール幅というのは設定を間違えるとせっかく利益が出ている場面においても利益を取り逃してしまうことがあるなど設定が特に難しいものです。本来ならいろんな数値で綿密なバックテストを行うことでようやく最良の数値が出るものですが、その 「答え」 をもうすでにマネースクウェアジャパン側がバックテストで出している以上、こちらがすることはほとんどなく、トレールを使うか否かの判断のみになります。

[株式会社マネースクウェア・ジャパン]
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【トレール設定+トリガー価格分ずらす】
すでにバックテストで結果が出ていますので、トレール決済はできるだけしておくことのほうが良さそうです。しかしトレール決済の注意点として、トレール注文を設定していると最初に設定した売値にレートが達しても売り注文が発生せず、最初のトリガー価格に達して初めて売り注文が発生するという特徴があります。レンジ相場を狙ったトラリピにただ単純にトレール決済設定をつけただけでは、レンジ上限での決済注文が入らないということになりかねません。

そういった場合においては、レンジ上限と想定して普段設定していた売値をトリガー価格の分の20pipsずらしておけば、普段どおりのレンジ相場であればそのまま最初の注文がヒットし、トレンドが発生すればトレールされ続けることになります。もちろんレンジ相場の場合は20pips利益が少なくなるため、そのまま設定し続けるか、トラリピの設定自体を変えるかは自己の裁量で判断しましょう。

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