FX負け組の共通点:負けたのは常に誰かのせい

FXの経験では負けに対する姿勢が大切

FXで最も大切なことはなんでしょうか?
リスク管理?通貨ペアの選択?
損切り幅?利食い幅?タイミング?

いろいろありすぎますが、負け組が勝ち組になるために、勝ち組が勝ち組でいつづけられるために必要なのは 「損切り(負け)に対する姿勢」 が上げられます。FXをする限り、勝ち逃げデモしない限りずっと勝ち続けることはできず、必ず負けの経験をすることになります。その負けに対する姿勢によって、その後の投資の成績が大きく変わる、もしくは決定するといってもいいかもしれません。ハッキリ行ってしまうと、勝ち組は投資の負けを自分の責任として受け入れ、対して負け組は自分のせいではないと他者へ責任転嫁するのです。負けの原因はすべて自分にあるのは変わりませんが、その姿勢一つでその後の経過が変わってきてしまうのです。

負けパターンが勝ちパターンになるかどうかは学習次第

FX勝ち組は損切りや負けの原因を自分のミスと考え、また同じことを繰り返さないようにその反省をし、次の取引に活かす経験にするのです。まさに失敗は成功の素、金持ち父さんが言っている 「失敗することは財産だ」 というフレーズのとおりです。対して負け組は自分のせいではないと言い張ります。例えば、「クロス円が暴落してロスカットされたのは日銀が介入しなかったからだ!介入しなかった日銀が悪い!俺のせいじゃない!」 という感じです。損をしたのは自分ではなく、自分ではない誰かだ。俺は悪くない。だから反省する必要もない。こう考えてしまうのです。そうすると同じ失敗を繰り返してしまいます。学習していないのですから。

底で売り、天井で買い

例えばよくある負けパターンとして上記のようなものがあります。下げが下げを呼ぶ暴落パターンにおいて、買いポジションの含み損がどんどん膨らんでしまって、我慢できずに損切りしてしまう。そういう場合が大抵相場の底になって、損切りした後でしばらくすると相場が戻っていってしまう。そして損切りを後悔する。さらには下げの途中で売りをやってしまい、その後相場が上昇して踏み上げられてしまう。誰しもが一度は経験する辛い負けパターンです。

しかしこのパターン、勝ち組と負け組みでは見方が違ってきています。勝ち組はこのパターンが ”お得意様:勝てるチャート” となって大きく稼げるようになっています。対して負け組は毎回同じ負けをやってしまっています。これこそが負けの取引の反省の成果:負けたパターンを学習しておいて、似たパターンになったときに同じ失敗を避け、逆方向に取引をして利益を出すことができるというわけです。こういった負けは逆にチャンスとして学習して同じことを繰り返さないようにしていけば、負けパターンは必然的に少なくなります。

負けを認めるのは非常に辛いことですが、勝ち組となったものは誰しもがそれを体験して乗り越えてきたのです。負けから目をそむけて学習せずに他人に責任転嫁していては、また同じパターンでまた同じ負けをやってしまいます。

関連記事