FXのスプレッドとは買値と売値の差である

スプレッドとは?

FXも株と同じように手数料がかかりますね。FX会社も利益を上げなければいけませんから手数料を取るのは仕方ありません。しかしFXには株にはないスプレッドという手数料が別にかかるのです。ではスプレッドとはどういう ものでしょうか?

スプレッドの意味

スプレッドとは「広がり」という意味をもつもので、値段が広がることをあらわしてします。なぜ値段が広がるのかというと、注文を受けて通貨を調達してくれる業者に払うコストがあるからです。注文を受ける業者は商売でやってますからただではやってくれません。必ず報酬を必要としますので、その報酬の分が引かれて値段が変わるのです。

スプレッドとは売値と買値の差

ニュースでは為替をこのように表していますね。

1ドル を表示するときに

スプレッド

というふうに2つの表示をします

1ドルが100円だ!という明確な断言はせず中途半端な値段を見せています。この16銭と20銭というのは1ドルの売値と買値を表しています。1ドルを買いたい人は安く買いたいので107円16銭で買う注文をし、1ドルを売りたい人は高く売りたいので107円20銭で売る注文をつけます。そうして値段が決まりますので、1ドル買いたい人は107円20銭の高い注文でしか買えず、1ドル売りたい人は107円16銭の安い注文でしか売れないのです。

買い注文と売り注文の流れ

なぜ買い注文は高くなるのか?なぜ売り注文は安くなるのか?
誰かが1ドル欲しい!誰かが1ドルを売りたい!
買い注文売り注文
業者が注文を取り次ぐ
業者が市場で120円15銭のドルを買う ⇔ 業者が市場で1ドルを120円15銭で売る
業者は
その1ドルをあなたに120円20銭で売る
業者は
あなたに120円10銭を戻す
業者は
120円20銭-120円15銭= 5銭の利益
業者は
120円15銭-120円10銭 = 5銭の利益
1ドルを120円20銭で買ったことになる1ドルを120円10銭で売ったことになる

こうして業者が注文を取り次いで中間マージンをとるために買いの値段は高くなり、売りの注文は安くなるのです。ですからスプレッドというのは手数料となんら変わりません。スプレッドのほかに手数料もかかるFX業者は2重コストがかかっていることになりますから注意しなければなりません。

FX会社によってスプレッドは違う

FX業者はどんどん増えているのでFX業者同士で価格競争を激しく行っています。そこでFXオンラインが手数料無料を開始したのを皮切りにほとんどの業者が手数料無料を始めました。FX会社はスプレッドで稼ぐことができるので手数料無料にしていてもやっていけるため今では手数料無料は当たり前のサービスになりました。なのでFX会社の多くはスプレッドの狭さで勝負をしています。デイトレ向きのFX会社ではスプレッドが1銭を切り、0.5銭というかなりのローコストのFXブロードネットも登場しました。逆に外為どっとコムセントラル短資FXなどスワップ金利向けの長期FX会社ではスプレッドは4,5銭とやや広めです。

スプレッドは広い スワップは高い

スプレッドは狭い スワップは低い

海外FX業者の低スプレッド

今や日本のFX会社よりも海外のFX会社のほうがスプレッドが狭い場合があります。低スプレッドで有名なPepperstone(ペッパーストーン)のスプレッドはかなり狭い水準になります。会社自体が日本でNo.1の低スプレッドを謳い文句にしていることも誇張表現ではなく、本当に狭い水準なのです。ドル円ならスタンダード口座で1.0pips、レイザー口座なら0.1pipsの水準、ユーロドルならスタンダードでもレイザーでも0.1pipsの水準なのです。海外では円絡みのペアであるドル円のスプレッドは比較的広く1pipsを超える所も多いのですが、1.0pipsを割り込む水準なのはかなりレアといっていいでしょう。



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