逆指値(ストップ)注文は不利なレートで待ち構える損切り

逆指値(ストップ)注文注文とは

逆指値注文とは、指値注文と同じく値段を指定して取引を行う注文方法のことをいいます。価格という値を指定するから ”指値” という名前がつくのは同じです。そして逆指値の特徴とは、名前に逆がついていることからもわかるように指値注文とは逆の方向へ値段を設定して注文することにあります。

指値注文は現在の値段より安い値段でしか買い注文を出すことができず、売り注文は現在の値段より高い値段でしか出すことができません。自分に有利な方向で待ち構えるという注文方法でしたね。これに対して逆指値注文というのは、指値の全く逆をします。つまり自分に不利な方向、現在よりも高い値段で買い注文をし、現在より安い値段で売り注文をするのです。自分に不利な方向で待ち構える注文方法ということです。

では、どうして自分に不利な方向で取引をしなければならないのかわかりますか?それは 「損切り」 をする必要があるからです。FXは利益を上げることもありますが、損失を出すこともあります。損失はできるだけ少なくしなければいけませんね。そのために、これ以上損失が広がらないうちに決済する損切りをしなければなりません。そのために逆指値があるのです。このように損失を確定する注文(損切り)に使われることから、欧米では逆指値注文のことをストップ注文(stop order)とも言います。

指値(リミット)注文と逆指値(ストップ)注文の見分け方

しかし指値と逆指値注文というのは面倒なものです。方向によって全く違った注文の扱いになってしまうために、よくわからない人も多いことでしょう。本当は、どちらも統一してしまえばわかりやすいのですが、リミットとストップの扱いがあいまいになってしまうので統一をすることはありません。ではカンタンな見分け方をお教えしましょう。といっても、そんなたいしたものではありません。ようするに、現在のレートに対して 「高い値段・安い値段」 で 「買う・売る」 をハッキリさせればいいのです。

 (今より)高い値段(今より)安い値段
買い注文逆指値指値
売り注文指値逆指値

指値と逆指値

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