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中途半端なサービスのため破綻(破産)・倒産する前に脱落したFX業者

FX業界戦国時代に脱落する業者が増えている

1998年の金融ビックバンによってできたFX(外国為替証拠金取引)はわずか10年で何百という業者を生み出しました。特に2005年にFXが金融取締法の対象に入る前までは、たくさんの悪徳業者がのさばっていました。しかし2005年に本格的に金融庁が対策に乗り出したために多くのぼったくり業者は駆逐され、比較的安全な業者が残るようになりました。

ぼったくり業者の多くは駆逐されたFX業界ですが、いまだにFX業者は100社以上存在します。これは膨らむFX業界においても明らかに供給過剰な状態です。そのためFX業者同士で熾烈なサービス競争を行って顧客を引き込もうとしているので、顧客にとってはうれしい状態ですが、その競争によってFX会社にも大きな格差が生じることになります。その結果、勝ち組FX会社はどんどん利益を上げてサービスを充実させていきます。しかし負け組FX会社は資金調達に苦しむことになるため、最終的にはFXサービスを閉じることになります。FX会社が100以上もあるのは明らかに過剰な状況ですので、業界の競争に負けた業者がこれからどんどん出てくるでしょう。特に競争に負けた業者というのは、誠意がない負け組業者であることが多く、廃業したりすると顧客のポジションを有無を言わさず業者側の都合で強制決済するところがあるのです。まさに最低の行為であり、犯罪業者といってもいいでしょう。こういった業者は絶対に許してはいけないのです。

ちなみにFX札幌やアルファFXのような、犯罪まみれの最悪最低のぼったくりFX業者に関しては、別ページの過去のぼったくりFX業者のほうに掲載しています。あくまでここに掲載するのは加熱する競争に負けて、FX事業から撤退したり、他の業者へ譲渡したりする業者です。2009年にはコストがかかる信託保全をすることが義務になったために、多くの業者が撤退しました。

2008年に熾烈な競争から脱落したFX業者

ここで紹介するのはFXサービスをたたんだところであり、決して全てがぼったくり業者というわけではありません。ただし、FXサービスをたたむにはそれなりの理由があるために、どういった経営が悪かったのかが問題です。2008年には犯罪がらみのものと、おまけ程度のサービスの終了が目立ちました。そして一番最低なのが顧客のポジションを有無を言わさず業者側の都合で強制決済する業者です。ポジションの移行は技術的に十分可能であり、実際に顧客のためにポジション移行を頑張った業者もあるのです。そのため強制決済した最低業者の行為は赤字で表示しておきます。どこが最低な業者だったのかすぐにわかるでしょう。

2008年4月 : トウキョウフォレックスFX事業譲渡
トウキョウフォレックスは元祖 ”スプレッド0” を宣言していた短資会社のFXでしたが、FX事業をマネックス証券に譲渡してしまいました。その後マネックス証券は新たに 「マネックスFX」 を作るので顧客のポジションで未決済のものは期日までに決済を迫り、しないと強制決済を断行するという顧客をバカにした方法を取ったのです。内藤証券も同様です。実際にポジション移行は可能なはずなのですが、コストがかかるので顧客に損してもらうおうと考えたみたいです。同じ状況になった楽天証券はポジション移行をきちんとしてくれましたので顧客は困りませんでした。

2008年7月 : 太平洋物産FX事業譲渡 → FXおきなわへ譲渡
太平洋物産は本業が商品先物取引のほうです。そのためFXは証券会社と同じように ”おまけ程度” でやっていたようなサービスのため、収益がよくなくFXおきなわへ譲渡したもようです。その後FXおきなわはFXリアルへと社名を変更して細々とやっていますが、ちょっと危ない業者になっています。

2008年9月 : ニュース証券FX事業廃止
やはり証券会社のついで程度にやっているサービスは、おまけ程度です。それが顧客にバレてしまい、利益が取れなくなり収益が上がらなくなるので廃止したのかもしれません。だいたい手数料無料で、スプレッド1pipsが常識のFX業界において、手数料1,000円、スプレッド5pipsという条件では顧客が集まるはずがありません。つぶれるのは必然であって、むしろこれから起こるFX業者大量淘汰の前に消えた戦略眼だけは認められますね。

2008年10月 : ネットウィング証券合併によりFX事業廃止
ネットウィング証券は親会社の都合で合併することになり、それと同時にFXサービスを強制終了したのです。もちろん収益悪化の要因もあるでしょうが、会社そのものが合併や吸収されてしまうと、別の経営者がサービスを強制停止することがあります。会社の資金面には注意せねばなりません。また強制終了なので、顧客のポジションも強制決済されたのです。

2008年10月 : イーフォレックスFX事業譲渡 → IDO証券へ譲渡
このイーフォレックスもいまいちパッとしないFXサービスでした。そのため収益がよくなかったようで、FX事業をアイディーオー証券にFX事業を譲渡したのです。ですが、そういった大切な事をホームページでも告知しないことからも、サービス精神がなく顧客から不満をかっていたので自動自得でしょう。

2008年10月 : エキサイトFXがFX事業譲渡 → クリック証券へ譲渡
エキサイトFXはなんと設立からわずか1年もたたずしてFX業界から撤退していきました。競争が激しく、将来の投資回収が見込めないということですが、もしかしたら安易な気持ちでFXブームに乗っかって一儲けしようと浅い考えで参入してきたのかもしれません。それが収益が上がらないから撤退する。まことに勝手な行動です。その後、エキサイトFXを子会社にしたクリック証券は、自社のシステムやサービスをそっくりそのまま移してフォレックス・トレードという新業者を立ち上げました。

2008年10月 : トレックスFX事業廃止
トレックスとは本業は商品先物取引であり、FXは証券会社と同じように ”おまけ程度” でやっていたもようです。2008年の金融危機で収益が悪化したためにサービスを廃業しました。もちろん顧客のポジションは強制決済されました。だいたい手数料無料で、スプレッド1pipsが常識のFX業界において、手数料1,000円、スプレッド5pipsという条件では顧客が集まるはずがありません。つぶれるのは必然であって、むしろ、さっさと悪い膿が消えてくれた分よかったですね。

2008年10月 : アテナFX事業譲渡 → FXおきなわへ譲渡
このアテナFXに関してはぼったくり業者になるかもしれません。この業者はFX事業を譲渡する前に、顧客に通知することなく信託保全を解消していたのです。また資金繰りがヤバくなったので、顧客のお金に手をつけたというウワサもありますので今後の経過を見ましょう。そもそも事業譲渡のニュースが消されているのもおかしいですね。もちろん顧客のポジションは強制決済されました。

2008年11月 : 内藤証券新サービスのため顧客ポジション強制決済
内藤証券は、現行のFXサービスを終了させて新サービスを導入しました。この際に既存のFXを使った人に対してポジションの決済を迫ったのです。しかも、期間内に決済しない場合は証券会社のほうで強制決済するという一種の脅迫でした。新サービス導入のためということでしたが、こんなの業者の勝手な都合です。あちらの勝手な都合でポジションを決済させられる業者などでは安心して取引することなどできません。その後内藤証券は新しいFXサービスを始めていますが、評判はよくありません。当然ですね。私も使いませんし、絶対に使いたくありません。

2008年12月 : トレイダーズFX事業廃止
トレイダーズFXは参入直後は ”スプレッド0” を謳い文句にかなりの顧客を集めました。しかしあまりに過剰なサービスを行ったために採算が取れなくなり、経営を続けていくことができず自主休業した後の廃業です。顧客のことを考えての過剰サービスだったのかもしれませんが、勝手に事業を停止されては投資家にとってはたまりません。もちろん顧客のポジションは強制決済されました。

2009年に熾烈な競争から脱落したFX業者

ここで紹介するのはFXサービスをたたんだところであり、決して全てがぼったくり業者というわけではありません。ただし、FXサービスをたたむにはそれなりの理由があります。2009年の事件は、顧客のことを考えないで業者の勝手な都合でFXサービスを終了させるケースが目立ちます。そして、やっぱり一番最低なのが顧客のポジションを有無を言わさず業者側の都合で強制決済する業者です。ポジションの移行は技術的に十分可能であり、実際に顧客のためにポジション移行を頑張った業者もあるのです。そのため強制決済した最低業者の行為は赤字で表示しておきます。強制決済したところは赤字で表示しておきます。どこが最低な業者だったのかすぐにわかるでしょう。

2009年1月 : FROMEAST証券FX事業撤退 → PhillipFinancialsへ譲渡
FROMEAST証券はカバー先にリーマンブラザーズが入っており、リーマンの破綻で資金繰りが急激に悪化しました。自己資本規制比率も200%台から60%台に急激に下落して、営業が停止させられる水準まで下落したのです。そのため顧客に迷惑をかけないよう、ポジションをそのまま受け取ってくれるFX業者を数ヶ月の間探していました。そのがPhillip Financials社だったのです。撤退は残念でしたが、顧客のことを考えてくれたその対応は内藤証券やコメックスFXと比較すれば、非常に真摯であると判断できます。

2009年2月 : コメックスFX事業廃止
コメックスFXはいわゆる間借的なFXサービスを行っていた業者です。そのシステムはFX業界大手のセントラル短資FXのシステムをレンタル利用したものであり、証券会社がおまけ程度にやっているFXサービスとほとんど変わりませんでした。ただでさえインパクトの無いFXサービスで収益がよくなかった上に金融危機で壊滅的なダメージを受けたことがFX業界から撤退することになった原因です。もちろん顧客のポジションは強制決済されました。中途半端なサービスでは生き残れない典型的な例だったといっていいでしょう。

2009年2月 : 121証券Ecoisサービス終了
121証券にはSAXOサービスを業界で最初に導入したミスター証券のEcoisというSAXOシステムがありました。しかし、相当のコストがかかることと、RobotFXに集中したいという業者の勝手な都合によりサービスが終了することになりました。もちろん顧客のポジションは強制決済されました。あちらの勝手な都合でサービスを終了させられては、安心して取引できません。

2009年3月 : アストマックスFX事業撤退
アストマックスFXはSAXOシステムの良質のサービスを提供した業者だけに、FX事業撤退は残念でなりません。撤退の理由は、これまでの業者と同じように激化する競争についていけなくなったこととリーマンブラザース破綻による資金繰りの悪化が原因のようです。ただし顧客の資産は信託保全されていたために全額保証され、十分な間をもって顧客へ通達しているので対応はしっかりしたものであると判断できます。

2009年3月 : ジェット証券吸収合併 → オリックス証券へ譲渡
”ゆうこりん” をイメージキャラにしていたジェット証券ですが、会社ごとオリックスに吸収合併されてしまいました。やはり証券会社のついで程度にやっているサービスは、おまけ程度です。それが顧客にバレてしまい、利益が取れなくなり収益が上がらなくなるので合併したのかもしれません。もちろん顧客のポジションは強制決済されました。

2009年3月 : 新東京シティ証券FX譲渡 → FXリアルへ譲渡
新東京シティ証券は危険なFX業者で紹介しているとおり、顧客の資産を分別管理していなかった危険業者です。サービスもかなり悪い状態で収益があがらなかったようで、株主の変更を契機にFXリアルへ事業を譲渡することを決定しました。これもかなり勝手な業者の都合です。もちろん顧客のポジションは強制決済されました。その対応も悪く、全く責任も感じさせない横暴な態度など、最初から最後まで顧客のことを考えない最低の業者でした。

2009年4月 : セブンインベスターズFXサービス終了
セブンインベスターズは外為ステーションをNDCオンラインから譲渡されたのですが、あっという間にサービスを終了させてしまいました。この原因は、SAXOシステムを導入していたために相当のコストがかかっていたことと、他のFXサービスである 「7FX」 だけに集中したいという業者の勝手な都合です。まったくもって顧客無視の経営といえます。もちろん自社の都合ばかりで、顧客のことなどまるで考えていない業者ですらか、顧客のポジションは強制決済されました。

2009年4月 : カネツGKGohFX事業譲渡 → 北辰物産へ事業を譲渡 → アイトレードFXへ事業を譲渡
カネツGKGohは、いまどきネット取引もできず手数料がかかるサービスをやっており、人気が出ないのも仕方ない業者でした。さらにカネツGKGohはいまだに分別保管を続けており、2009年4月から信託保全が義務なるので信託保全をするためのコスト問題も撤退の理由なのかもしれません。廃業になってからの顧客の扱いですが、どうやら北辰物産へ移行することができるようです。これで一安心かと思いきや、なんと譲渡先の北辰物産が突如FXサービスを終了させてしまったのです。ですが、その後譲渡先がアイトレードFXに変更されたために顧客は、なんとか強制決済の憂い目にあうのを避けることができました。

2009年5月 : 大阪為替倶楽部が廃業
大阪為替倶楽部は2009年5月にFX事業を廃業することを決定しました。原因は不況による収益の悪化と発表しています。2009年から信託保全が義務になり、そのコストもかかるので廃業したのでしょう。また、この大阪為替倶楽部は全くといっていいほど特別なサービスもセールスポイントもない業者であり、廃業という重大なニュースをHPで発表しないなど誠意さもなかったので、廃業したのも当然といえるでしょう。もちろん誠意がない業者なので、ポジションは2009年5月29日に強制決済されました。

2009年5月 : 岡安商事がFX事業を譲渡 → IDO証券へ譲渡
岡安商事とは旧社名がハーベストフューチャーズといい、くりっく365で有名だった業者です。くりっく365業者の中でも手数料が一番格安などの特徴がありました。しかし店頭FXは、やはりおまけ程度のサービスだったのでたいしたものではありませんでした。そのためくりっく365に専念するため店頭FXを終了させてIDO証券へ譲渡することを決定したのです。今回は、IDO証券への事業譲渡にはなっていますが、岡安商事にある保有ポジションはIDO証券へ譲渡されるみたいです。強制決済が多かった今までの業者とは違いかなり責任ある対応でしょう。

2009年5月 : ai明治FXがFX事業を譲渡 → アイトレードFX
ai明治FXは5月25日づけでFX事業をアイトレードFXに譲渡することを発表しました。ai明治FXのサービスはレバレッジも低く、手数料がかかり、スプレッドも広いなど お世辞にもいいサービスとはいえませんでした。明治物産系列ということだけがウリだったといえますね。肝心の顧客のポジションなのですが幸いなことに顧客預かり金だけでなく、保有ポジションも譲渡されるということなので非常に評価できる対応です。

2009年5月 : プロテックスオフィスがFX事業廃止
プロテックスオフィスは、あの有名なSAXO銀行のシステムであるSAXOシステムを導入していた数少ない業者のひとつでした。しかし2009年5月28日になってFXサービスを終了すると発表しました。プロテックスオフィスは知名度が非常に低い業者でありサービスもいまひとつでした。プロテックスオフィスという業者名自体、初めて聞いた人も多いでしょう。 ただでさえ顧客が少ないのですから、維持コストが高いSAXOのサービスを 続けていくこと自体に無理があったのかもしれません。また顧客のポジションの行方なのですが、2009年6月26日に強制決済になってしまいました。しかもサービス終了が5月28日で、2009年6月26日に強制決済するようです。FXサービスを終了すると発表してから1ヶ月もないので真摯的な対応とはとても言えません。

2009年6月 : 北辰物産がFXサービスを終了
商品先物業者でもある北辰物産が2009年5月7日にFXサービスを終了させることを発表しました。理由は内部管理体制の見直しというよくわからないものです。北辰物産のFXサービスはSAXOと並ぶ有名なGFTシステムであり、玄人の投資家を中心にそこそこ人気があった業者です。そして気になる顧客のポジションですが、なんとニュース発表の5月7日から1ヶ月もたたない6月6日に強制決済です。サービス終了のニュースから強制決済まで1ヶ月もなかった業者は初めてであり、多くの投資家が怒りをあらわにしました。それなのに役員には年間1,000万単位の報酬を出しているこの体たらく

2009年6月 : ユニマット証券が店頭FXサービス終了
ユニマット証券はサブプライムローンを発端とする金融危機の影響で収益があがらないために、店頭FXサービスを終了し、くりっく365により重点をおくことを発表しました。ユニマット証券は以前からくりっく365サービスを提供した業者ですが、欲が出たのかそれともきちんとしたビジネスプランがあったのか 少し前の2008年10月20日に店頭FXサービスも開始したのです。しかし2009年6月に終了ということは、ユニマット証券ははわずか半年でサービスを終了することとなったのです。あまりよい経営をしているとはいえませんね。また顧客のポジションは6月22日に強制決済するそうです。FXサービス終了から3週間しかなかったのです。顧客をナメているとしか思えない、ほんっとに無責任な業者です。

2009年6月 : MCJがFXトレードの株式を譲渡 → セントレードへ譲渡
MCJというグループはパソコン関係で有名なマウスコンピュータを展開するグループです。このグループがFXトレードという業者を子会社にもっていたのですが、株式を全て譲渡して事実上の業務譲渡を行いました。FXトレードは知名度が低く、パッとしないサービスなのでお荷物だったのでしょう。譲渡先は知る人ぞ知るセントレードの親会社IFGです。セントレードは、以前キャッチセールスまがいのことをして行政処分をくらった犯罪FX会社の1つでもあり、信頼できない業者といえます。「セントレード 行政処分」 で検索すればよくわかるでしょう。行政処分を食らった後に社名を変更したりといい、誠意ある会社とはとてもいえません。

2009年7月 : 安藤証券サービスリニューアルのお知らせ
安藤証券は東南アジア方面に強い証券会社であり、マレーシアやインドネシアへ単独投資ができる投資信託や個別株式の注文などができる業者です。メインが株のためFXサービスには力を入れていなかったようです。安藤証券の発表によると、現行のFXサービスは
2009年7月末をもって終了してしまうそうです。その際にはポジションの強制決済が行われてしまいます。ただし安藤証券はこれまでの内藤証券やマネックス証券のような有無を言わさずポジションを強制決済した方法に非難が集まっていることを考慮しているのか、サービス終了まで4ヶ月とかなり余裕をもっています。その点だけは評価したいですね。

2009年7月 : トレイダーズ証券がNFXプロを終了
トレイダーズ証券は2000年頃からFXを始めた老舗の業者であり、ネットフォレックス、NFXプロ、くりっく365という3つものサービスを展開していたのですが、SAXOシステムを導入しているNFXプロを終了させることを発表しました。NFXプロは、SAXOでありながら通貨ペアが40種類しかない、ミニマムチャージが高いなど同業のSAXO業者より劣るサービスでした。そのため、同業他社に差をつけられていたのかもしれません。ポジションは7月6日に強制決済され、アストマックスFXのように他業者の推薦もありません。あまり評価できる対応ではありません。トレイダーズHDは2008年にもトレイダーズFXの失敗があり、FXサービスの運営がヘタのようです。

2009年7月 : 外為アルフィックスが廃業
外為アルフィックスは収益悪化を理由にFX業務を廃業することを決めました。外為アルフィックスは名前を知らない人が多いように知名度が極めて低く、しかも通貨ペアが10種類、手数料がかかる、取引単位も10万通貨とサービスもよくありませんでした。こんなサービスでは顧客が集まるわけありませんね。そして廃業にあたっては顧客ポジションを2009年7月31日に強制決済したのです。移管などは全くやりませんでした。業者の都合でポジションを勝手に決済する最低の業者でした。

2009年8月 : ばんせい山丸証券がくりっく365をインヴァスト証券へ譲渡
くりっく365を導入しているばんせい山丸証券は、そのくりっく365をインヴァスト証券へ譲渡することを決定しました。譲渡というと強制決済を想定してしまうのですが、2社とも同じくりっく365のシステムを使っているので保有しているポジションはそのままインヴァスト証券へ移行できるのです。そりゃそうですよね。くりっく365のポジションは取引所に預託されていて業者にはないのですから。投資家にとっては、ただ会社名が変わるようなもので実害はないのです。安全性が強調されているくりっく365ですが、今回のケースによりその安全性が改めて証明されました。

2009年8月 : トレイダーズ証券がネットフォレックスを終了
トレイダーズ証券は競争の激化や顧客ニーズの多様化など環境が大きく変化していることを理由にNFXプロに続いて 「ネットフォレックス」 のサービスまで終了させました。このネットフォレックスというサービスは人気があるサービスとはいえませんでした。それで顧客のポジションをまたも強制決済したのです。ポジションの移行などはありませんでした。これでトレイダーズグループがサービスを終了させたFXは 「トレイダーズFX」、「NFXプロ」、「ネットフォレックス」 となりました。 なんと提供したサービスのうち、くりっく365を除くものがすべて消えたのです。これらの事件によって、トレイダーズグループは顧客のことなど何にも考えず自社の都合でどんどんサービスを終了させる悪質な業者であることがハッキリと判明しました。

2009年8月 : ベルフォードキャピタルマネジメントがFX事業譲渡 → セブンインベスターズへ譲渡
ベルフォードキャピタルマネジメントという業者は全く知名度が無い業者でした。システムはFXCMですが、特別なサービスなどはなく、評判や口コミといったものは皆無であり、典型的な負け組業者でした。ですが事業譲渡ということなので、譲渡先のセブンインベスターズへの移行に賛成の顧客については資産の移行がなされて、強制決済は免れたのです。ただしセブンインベスターズも2009年4月にNDCオンラインから譲渡された外為ステーションを勝手に終了して顧客のポジションを強制決済している ”前科” がありますので、どちらにしても信頼できない業者です。

2009年8月 : FXキングが廃業
FXキングという業者は2008年にサービスを開始し、ボクシングの世界チャンピォンである内藤さんをイメージキャラにして、キングを象徴させた経営をしていたFX業者です。しかし魅力的なサービスは皆無であり、FX業務を諦めて廃業しました。エキサイトFXやトレイダーズFXのようにサービス開始から1年ももたずに廃業した負け組業者です。そして顧客のポジションは8月22日に強制決済になりました。キングとは名ばかりで、結局どこにも勝てなかった名前負けしたおそまつなFX業者だったのです。

2009年8月 : ネクストインベストメントがGFT代理店解消
ネクストインベストメントという業者は、AFT-FXやサザインベストメントのようにGFTの代理店をしていた業者です。しかしその代理店契約を8月31日に解消し、事実上FX業務の撤退を決定しました。気になるのは顧客のポジションの行方ですが、実はネクストインベストメントのようなGFTのIB業者というのは顧客の資産や注文、ポジションをGFT本社へ取り次ぐだけであり、お金はすべてGFT本社に預けられています。そのため今回のネクストインベストメントが撤退をしても、顧客には全く被害はありませんでした。IB契約の利点が大きく反映された瞬間ですね。

2009年8月 : FXトレードとセントレードが合併
セントレードは以前株式を取得し、事実上買収した"FXトレード" という業者を吸収合併しました。その理由としては、環境の変化や金融市場における競争激化に対応し、財務基盤の強化、またさらなる営業基盤の強化ということです。FXトレードとは業者名を聞いたことがない方も多いようにあまり知名度の高いFX業者ではなく、以前の親会社はパソコン関係で有名なマウスコンピュータを展開するMCJグループでした。パソコン販売グループが、金融をやるのはお門違いともいえるようにFXトレードの業績はあまり芳しくはありませんでした。そのため厄介離れのように売却されてしまったのです。そして売却先のセントレードというFX業者もあまりよくない業者です。セントレードは、以前の社名:インタープラストであるときに、禁止されているはずの電話勧誘をしまくり、その中で強く断れない気弱な客に対して、執拗に勧誘をしまくるという悪徳キャッチセールス会社のようなことをしていた犯罪会社です。行政処分されているので、金融庁のページや検索をすれば、その内容がわかるはずです。犯罪会社と弱小業者がくっついただけです。

2009年9月 : アイトレードFX事業譲渡(リンク切れ) → フィリップフィナンシャル
アイ・トレードFXは、 FX事業をフィリップフィナンシャルスに事業譲渡しました。アイ・トレードFXは、ご存じない方も多いように かなり知名度が低い業者ですが、撤退するai明治FXから事業譲渡されるなど 顧客の受け皿になったこともあり、そこそこ評価できました。 といっても、知名度が低いことには変わりなく撤退しました。さて、毎回確認している顧客のポジションの行方ですが 事業譲渡ということで、顧客が望んで条件が合致すれば フィリップフィナンシャルスに移管されるみたいです。ただ条件というのがちょっとわかりませんね。システムが大きく違ったりすると難しいかもしれません。また、今回譲渡先になったフィリップフィナンシャルスという業者は 知名度も低く、いまいちパッしませんが 以前にもFROMEAST証券の受け皿となってくれたこともありマネー雑誌にもちょくちょく広告を出している、意外に強い業者です。

2009年10月 : ベルフォードCMが廃業
ベルフォードキャピタルマネジメントは、10月5日にFX業務である 第一種金融商品取引業を廃業することを決定しました。 廃業の理由は、 「未曾有の経済状況の中、将来的に経営の維持が困難」 ということです。上記のように、8月の初頭にはFX事業をセブンインベスターズへ譲渡し、今後新しいサービスでも始める可能性もあったのですが、結果的には廃業というカタチでしめくくられました。結果的に9月24日にはポジションの強制決済も行われるので、典型的な負け組業者の終わり方でした。

2009年10月 : かざか証券がFX事業譲渡 → FXリアル(My外貨に名称変更)
証券会社のFXサービスというのおまけ程度のダメサービスに過ぎません。今回そのおまけサービスを止めた会社が出ました。kazaka(かざか)証券です。その事業譲渡先は、あのFXリアルでした。FXリアルは旧社名FXおきなわといい相当ローカル色が強い業者ですが、FXリアルに社名変更して移行はどんどん他の会社のFXを吸収しています。これまでにも太平洋物産と新東京シティ証券のFXサービスを事業譲渡されています。社名のFXリアルは太平洋物産のサービス名から取ったものなのです。その後、FXリアルはなんと自社のFFXCMの商品を放棄して、かざか証券の商品を前面に出し、社名まで変更しました。

2009年10月 : TONKが登録抹消処分となり廃業
以前、資金管理が全くなっておらず行政処分を受けたTONKですがその後も全く改善のメドがたたないので、FX業務を行う上で必要な金融先物取引業者としての登録を抹消され、事実上廃業となりました。上記の記事によるとTONKは430万円の債務超過の状態にあるが、具体的な解消策が策定されていない状態であり、尚且つ、ここの社長は資金があるようにみせかけて検査官を欺こうとした虚偽報告をしており、さらに資金の一部が債権として差し押さえされているのに顧客にそれを隠し続けていたことまで判明しました。そういえばTONKが行政処分を受けた時も、その事実を隠そうとしているかのようにHPには行政処分の事実をなかなか記載しませんでした。まぁ結局、こういった事実を隠そうとしているような経営者だからこそ顧客に満足なサービスを提供もできずに自然淘汰されたんです。この件で一番危惧すべき点は顧客の資産が帰ってくるかです。PDFの内容によれば、一部資産は債権として差し押さえされているという文章があったので、全額戻ってくる可能性はかなり低いです。

2009年10月 : EMCOMTRADEがトレーダーズ証券に吸収合併
EMCOMTRADEには、経営がおもわしくいっていないという悪い噂が度々あったのですが、その例にもれずトレイダーズHDに子会社化という形で事実上の撤退になりました。しかし、トレイダーズHDは悪名高きFX業者です。スプレッド0を売りに作ったトレイダーズFXを2ヶ月でつぶし、経営資源の最適配分の名目で顧客を無視して「ネットフォレックス」や「NFXプロ」を強制終了してきました。当サイトでも専用ページを作って分析しています。そのためきわめて評判の悪い業者であり、ブラックFX業者ともいえます。そんなトレイダーズが今度はEMCOMTRADEを子会社化するようです。

2009年11月 : アトランティックトレードがフィリップフィナンシャルに買収
11月5日、外資系FX業者であるフィリップキャピタルがアトランティックトレードを買収したことを発表しました。アトランティックトレードは2005年からFX業務をやっている業者であり、高金利通貨であるトルコリラが取引できることで有名です。トルコリラを取り扱い始めた時などは、大勢の人が口座を作りました。しかしアトランティックトレードのサーバーは非常に脆弱であり、正直なところ、取引するのは危険といえるぐらい最悪なものでした。雇用統計などの指標発表時などは、レートが飛んで戻ってこず特に流動性の低いトルコリラはまともに取引できる時間が限られていました。そして2007年のサブプライムショックによる急激な円高の時にはなんとトルコリラの取引が停止されてしまい、急激な下落の中でもロスカットが作動せずトルコリラを取引した一部の人は、証拠金以上の莫大な損失をかかえてしまいます。そしてその顧客とシステムをめぐる訴訟を起こされてしまいます。訴訟沙汰が起こったことでアトランディックトレードの人気は急速に落ちていきました。ほとんど利用している人がいなくなってしまい、口座数も伸びず結果的に買収という形でアトランティックは吸収されてしまいました。今回の件は、ヤバイ状態で身売りしたかったアトランティックトレードと勢力の拡大を目論むフィリッピフィナンシャルの目的が合致したことでした。

2009年11月 : 岡地がフィリップフィナンシャルズにFX事業譲渡
正直なところ、岡地と言う業者がどのようなFXサービスをやっていたのか全く知りませんでした。逆に言えば、それほど知名度も低く、「あれ?やってたの?」という感じです。ウェブサイトを見てみると18通貨ペアを取り扱っており、レバレッジは最高40倍、USDJPYのスプレッド4pipsと全く特徴もない、低スペックのFXサービスでした。いまどきUSDJPYのスプレッドが4pispでは顧客も集まりませんね。事業譲渡の理由はわかりませんが、おそらく採算が取れなかったのでしょう。また譲渡先になったフィリップフィナンシャルという業者は アイ・トレードFXからFX事業を譲渡されたり、アトランティックトレードを買収して勢力を拡大いる業者です。レバレッジ規制で縮小し始めているFX業界で、めずらしく攻めに転じている業者なのですね。

2009年11月 : 北辰物産が対面FX事業をIVIインベストバンキングへ譲渡
北辰物産には電話などで行う対面のFXサービスがありました。これはアイトレードFXへ譲渡されたオンラインのFXサービスとは違い担当者と対面で取引できるFXサービスです。まぁ悪質なこの会社のことですから、電話などで法外なレートを請求してそうですね。北辰物産は悪質な先物取引会社としても有名であり、平成21年10月13日から平成22年4月12日までの間、営業停止処分を受けてしまい、ただいま営業停止中です。これを気にスッパリとFX業界から身を引くんでしょうね。北辰物産は1年間というかなり長い期間の営業停止をさせられています。それもこれも、法令を遵守しない悪質な体質に加えてそれを全く反省しない犯罪性を処分するための措置です。こんな犯罪業者がFX業界から出て行ってくれたことはまことにありがたいことですね。2度と戻ってこないで欲しいものです。

2009年11月 : くにやすFXがFX事業譲渡 → フォレックスクラウン
くにやすFXは株主総会によりFX事業を譲渡し第一種金融商品取引業を廃業すると発表しました。譲渡先はフォレックスクラウンになります。事業譲渡ということで、くにやすFXで取引していた方は本人が希望すればフォレックスクラウンで続けることができます。このくにやすFXは、以前かなり酷い内容で行政処分を受けています。くにやすFXは以前の社名である国泰キャピタルの時に、顧客の資金と会社の資金を分別管理していない点と自己資本規制比率の改ざんの点において行政処分を受けました。顧客の資金と会社の資金を分別管理していないということは会社の裁量でいくらでも顧客資産に手をつけられる状態であり、簡単に横領が出来る状態になっているということです。事実、この時の社長は自分の友人に勝手に顧客の資産を貸していました。『客のものは俺のもの』 といったとんでもない行為です。また自己資本規制比率の改ざんもやっていました。横領によって資金が足りなくなったので数字をごまかして発表していたのです。この2つは悪質犯罪業者であるアルファFXやFX札幌、犯罪のオンパレード会社であるJ.N.Sがやっていたことであり、くにやすFXは行政処分された危険業者のレベルではなく確実に犯罪をやっている犯罪会社の域にある会社でした。噂はどんどん広がり、ここを使う人はほとんどいなくなりました。そして廃業ではなくとも、もうやっていけなくなって事業譲渡したのです。これで悪質業者がまた1つ消えていくことになりました。喜ばしいことですね。

2009年11月 : タイコム証券破産
タイコム証券が24億円もの負債を抱えて破産です。2009年は数多くのFX業者が破産、事業譲渡、撤退などをしていきましたがそのトリを締めくくるのがタイコム証券になりそうです。タイコム証券については私もほとんど聞いたことが無い証券会社です。以前どこかの口コミサイトで、サービスが最悪だ!という書き込みを見たことがあります。やはり広いスプレッド、低レバレッジ、劣悪サービスだったのでしょう。劣悪なサービスや誠意のない業者は次々と淘汰されていく。そこで取引している人には困った門ですが、じょじょにFX業界も健全化が進んでいます。

現在のところ、FX事業譲渡の場合は顧客やシステムをそのまま引き継ぐ形なので顧客のポジションは守られるケースが多いですね。そして廃業や撤退、サービス終了などでは業者の都合によって左右されます。もちろんここで紹介しているのは、競争に負けた負け組業者であり、誠意が全くないふざけた奴らが多いので、ほとんどが強制決済して顧客を困らせています。そんな業者がまた新しくサービスを開始しても全く使う気になれません。しかし、ほんの一部には顧客のポジションの引き受け先を探してくれたところもあるので、誠意の差が大きく表れていますね。

【きちんと対処した誠意ある業者】
◎ 楽天証券 : マーケットFX→楽天FXのポジションをきちんと移行した
◎ 松井証券 : 旧サービスのポジションを新サービスへきちんと移行した
◎ FROMEAST証券 : なんと数ヶ月もかけて引き受け先のPhillipFinancialsを探してくれた
○ アストマックスFX : 一部の顧客にはkakakuFXへ移れるよう斡旋をしてくれた

2010年に熾烈な競争から脱落したFX業者

2010年1月 : 三菱商事フューチャーズが事業譲渡 → 上田ハーローFX
三菱系列で安全かと思われてきた三菱フューチャーズですがFX事業を廃業し上田ハーローへ事業譲渡しました。 撤退理由は書かれていませんが、三菱Fはもともと商品先物系の業者ですので、 やっぱりおまけ程度に始めたサービスでは今の業界には対抗できなかったのでしょう。実はここは危ない兆候が以前あったのです。ちょうど1年ほど前に、自己資本規制比率が100%を割りそうで金融庁からお叱りを受けたことがあったのです。その当時は親会社から援助されたのか、資本金を増強し事無きを選ました。しかし採算が取れないという根本的問題を解決できずに撤退です。ただし顧客のポジションは希望があれば上田へ移管がなされるようで一安心です。 この辺は腐っても三菱グループです。他の誠意のない業者とは大違いです。

2010年2月 : 前代未聞の ”おねがい” をしたフォーランドフォレックス
2010年が始まってからFX業界に前代未聞の出来事が起こりました。高いスワップ金利で人気を誇っていたフォーランドフォレックスが、なんと ”顧客にポジションの決済をお願いする” という事を起こしたのです。事の発端は2月より施行される金融信託の整備です。今年度よりすべてのFX業者は顧客から預かった証拠金を信託保全しなくてはなりませんでした。そのため各FX業者は、今までの分別保管から信託銀行へ証拠金の移し替えを行わなくは成らなかったのです。ココでフォーランドフォレックスが問題になったのは信託保全先の変更をする際、信託銀行からカバー先への保証状が発行されない状態にしてしまったことです。そもそもFX会社というのは、顧客からカバー先へ注文を取り次いでいるだけの仲介業者です。しかし顧客から保証金を預り注文を受けると、まず顧客の保証金はすべて信託銀行へあずけなければなりません。そうなるとFX会社は、カバー先へ注文をする際の証拠金を自社でまかなわれなければなりません。本来、信託銀行から保証状といわれる証明書を発行してもらうことでその保証金を自社で用意擦る必要はないのですが今回フォーランドフォレックスは、信託先を変える際のゴタゴタで信託先から保証状を発行してもらえない状況になってしまい、顧客のポジションを維持する保証金を自社で用意しなければならないのです。フォーランドフォレックスの預り残高(この騒動で現在は未公開)を見てみると、なんと180億円にものぼります。全部が全部保証金になっているわけではありませんが、相当額の保証金になります。現在のフォーランドフォレックスはこれと同等の金額を用意しなければいけません。しかし、小さい業者であるためそんな大金は用意できるはずもなく、やむなく、顧客へポジションの決済を呼びかけてフォーランドフォレックスが負担する保証金の額を減らしてくれとお願いしているのです。この問題の根源は、規則が替わるのにさっさと信託先を変更しなかった経営陣の不手際と言えるでしょう。結果的にこの騒動は、顧客が泣く泣くポジションを整理してくれたおかげで事無きを得ました。その後さしたる問題も起こっておらず、今使っている人はこんなゴタゴタが起こったことなど忘れてしまってるかもしれません。

2010年2月 : アイフォレックスが登録抹消処分を受けて事実上廃業
アイフォレックスという福岡のFX業者は、2010年から義務化する信託保全がきちんとされてないことに対する行政処分を受けました。その内容は、1.顧客の預かり資産を区別管理していなかった 、2. 区別に対する具体的な対策が全くない 、3. 信託銀行と締結しておらず、信託保全できない状態 という信託保全をまるでやる気のないような状況にあります。そのため金融庁から完全な処分である福岡財務支局長(金商)第6号の登録抹消を言い渡しました。この登録の取消処分というのは過去に 犯罪のデパートとも言われたJNSに下された処分であり、最も重い処分になっています。 そう、アイフォレックスはFX業者としてもうおしまいでした。アイフォレックスに関しては、以前怪しい動きをしていると連絡を受けており なんだかんだいろんな手を使って、悪どい行動を起こしそうな感じでもありますが さすがに登録取り消しという最後通告を受けた以上年貢の納めどきでしょうね

2010年2月 : くりっく365の人気業者:スター為替証券が証券業務を廃止
これはFXに関するものではないのですが、一応記述しておきます。くりっく365の中でのインヴァスト証券の次に人気といっていいスター為替証券が、証券業務を廃止してFX業務一本化になるとのことです。スター為替といえば、キャンペーンが豪華で有名ですがくりっく365異常レート事件では、顧客のポジをその旨を通達することなくロスカットした業者でもありちょっと人気に陰りも見えてきていました。まぁとりあえずFX業務に支障はないみたいですのでそんなに重要なニュースでもないですね。

2010年6月 : EMCOM証券が 「みんなのFX」 サービスをトレイダーズ証券へ譲渡
2010年の8月からついにレバレッジ規制が始まり、FX業者には悪影響が出ています。そしてEMCOM証券が、なんとFXサービスをトレイダーズ証券へ事業譲渡することになったのです。EMCOM証券は旧社名をパンタレイ証券といい、旧ライブドア経営陣や中国系資金が流入しているEMCOMグループの子会社です。いろいろ怪しい噂が耐えない上に、2007年には行政処分を受けており、けっして良い業者とはいえませんでしたが、低スプレッドやハイレバレッジなどをウリ文句に短期売買をするトレーダーの方にはそこそこ人気があったところです。しかし親会社のEMCOMホールディングスは経営環境が非常に悪く、黒字であった 「みんなのFX」 事業を悪名高いトレーダーズ証券で譲渡してEMCOM証券自体は廃業することになったのです。ただ顧客のポジションは事業譲渡なのでポジションの強制決済は起こらないようです。そもそも半年ほど前にEMCOMTRADEが廃業したときもトレーダーズ証券に引継をしており、ポジションの移管もされていました。これで2回目なので問題も起こらないでしょう。

2010年6月 : フォレックスドットコムジャパンがアリーナFXから事業を譲渡される
弱小業者アリーナFXがForex.comに一部事業を譲渡することになりました。アリーナFXは知名度が非常に低い弱小FX業者であり、このニュースが出されてもほとんどのブログが取り上げていないことからもその認知度の低さが伺えます。システムはアメリカ系GAIN社のものであり、Forex.comと同じGAINグループに属しています。そのため事業譲渡は同システムゆえに簡単なのかもしれません。 一方のForex.comはここ最近社名を変えた新FX業者です。元々はゲインキャピタルジャパンといいGAIN系の社名が入っていることからもわかるように数少ない日本のGAIN系FX業者でした。社名変更時にプラットフォームを日本で人気のメタトレーダー:MT4にしたことからMT4業者として最も人気がある業者です。日本で他にMT4を使えるところには121証券とODLJapanがありますが、121証券は悪い噂が絶えない怪しいところですし、ODLはスキャル規制をしていて評判があまりよくありません。消去法からもForex.comはMT4業者として人気が高くなっています。

2010年7月 : サクセットFXがFX業務を止めて廃業
サクセットは平成22年7月30日(金)をもって店頭外国為替証拠金取引事業(第一種金融証券取引業)を廃業することを決定しました。サクセットというFX業者は最近では珍しくなった電話取引のFX業者です。今では絶滅しているようなサービスをやっていたので、ネット取引全盛のこの時代に電話取引のみは無謀な経営だったと言わざるを得ません。そして顧客ポジションは、「平成22年7月23日(金)18時00分までに建玉が残っている場合には、平成22年7月23日18時15分から21時00分までの間に、弊社の裁量により決済させていただき、平成22年7月28日(水)15時までに、お客様の登録出金口座に証拠金を返還させていただきます。」 ということで、強制決済されることになってしまいました。最近は事業譲渡などできちんとポジションの移管までやってくれるところが多い中で時代遅れを感じさせてくれるひどい対応です。アルファFXのように資金持ち逃げされるよりは数段マシですが・・・。まぁこんな誠意のない業者だからこそ廃業してしまったのです。

2010年7月 : セントラル短資FXが高レバレッジサービス 「FXハイパー」 を終了
セントラル短資FXは、レバレッジ規制によって高レバレッジサービス 「FXハイパー」 の商品価値が無くなるということを理由に、FXハイパーの終了を決定しました。サービス終了というと、2009年の誠意のない愚企業の振る舞いがフラッシュバックされて悪いイメージがつきまといますが、セントラル短資FXは違います。まずサービス終了まで3ヶ月というかなり長い期間をもっての通達です。終了予告は3月に出ましたので、実質4ヶ月の猶予がありました。顧客にとってはかなり時間があるのでありがたい限りです。そしてFXハイパーのポジションですが、できれば決済をして欲しいとのことですが、希望すればセントラル短資FXの主力サービス:FXダイレクトへの移管も可能です。この辺の対応はぬかりなく、まさにお手本のようなものです。いや、これが普通であって、2009年のひどいところばかり見ていたから、素晴らしい対応に見えてしまうのかもしれません・・・。まぁ、なんにせよセントラル短資FXで取引している方にとっては全く損害のない対応です。FXハイパーは高レバレッジということでポジションを長期保有している人もあまりいませんし問題は起こらないでしょう。

2010年10月 : 日興コーディアル証券のFXサービスが終了
日興コーディアル証券のFXサービス 「イージーFX」 は2010年10月30日をもってサービスを終了することを決定しました。このイージーFXというサービスは、なんと今の時代にいたっても手数料をとっているという時代後れも甚だしいFXでした。100lot以下の取引には1lotあたり、なんと手数料800円もかかっていたのです。それも電話取引ではなくインターネットのリアルタイム取引でです。これは顧客から愛想をつかされてもしょうがない低レベルなサービスでした。おそらく株取引をしていてFXに無知な初心者投資家をターゲットにしただけのものだったのでしょうね。撤退は当然でした。

2010年11月 : 豊商事よりe-kawase 事業撤退のお知らせ
豊商事はくりっく365よ店頭FXの2つのサービスをもっていた商品先物系の業者であり、サービス開始が10年前と老舗の部類に入る歴史あるサービスですが、人気があったとはいいがたいところです。2010年8月のレバレッジ規制によって店頭FXをやる魅力がなくなっており、豊商事は店頭FXサービスを廃止することなりました。そして顧客のポジションは、事業を廃止するために受け入れ先もなく、11月26日に強制決済されてしまうようです。これにより豊商事にはくりっく365のサービスだけが残ることになりました。ですがこちらのサービスもあまり芳しくないようです。なにしろここの手数料は、全くりっく365業者の中でもダントツに高い片道1,050円だからです!往復すると2,100円もかかってしまうバカ高い手数料です。正直言って豊商事はくりっく365でもあまりよい成績を残せそうにありません。

引用 : FX業界に迫る大量淘汰の足音

世界的な金融危機を反映して乱高下する為替相場。これを受けて“活況”を呈しているのが外国為替証拠金取引(FX)だ。しかし売買高急増の裏で、FX業界には淘汰・再編の荒波が迫りつつある。「10月の当社のFX取引金額は、月間ベースで過去最高」。カブドットコム証券の雨宮猛常務執行役は打ち明ける。急激な円高ドル安進行を逆手に取り、相場反転狙いで一獲千金をもくろむ「逆張り」の取引が増加。為替差損が一定額以上に膨らんだ場合、FX会社が投資家の代わりに強制手仕舞い(反対売買)して損失を確定する「自動ロスカット」が相次いだのも原因とみられる。 FXは、個人向けの外貨売買金融商品(差金決済)。証拠金に対し取引額の倍率「レバレッジ」を高めれば、少ない元手でも多額の利益を得られる「ハイリスク・ハイリターン」型の金融商品だ。株と違い、為替の値動きを見て投資するわかりやすさも人気を呼び、急成長を遂げた。

2008年3月期の口座数は123万件と前年比約92%増。09年3月期には179万口座に達する見込みだ(矢野経済研究所調べ)。日銀の「本邦の外為証拠金取引の最近の動向」によると、取引量は08年1~3月期に230兆円と2年前の4・6倍に膨らんだ。市場拡大に伴い、FX会社の競争も激化している。消耗戦で体力をすり減らし、経営に行き詰まるケースも少なくない。10月下旬、トレイダーズFXが12月1日で廃業すると発表した。「業界最高水準」のサービスを標榜し、7月に新規参入してからわずか3カ月後のことだった。同社は、大証ヘラクレス上場のトレイダーズホールディングスの全額出資子会社。トレイダーズHDはグループの証券子会社を通じてFXを展開しており、それとは別に新サービスを手掛ける別働隊として、トレイダーズFXを立ち上げた。 トレイダーズFXは、顧客の取引コストを徹底的に下げる戦略を採った。インターネット取引の手数料は“業界標準”に倣って無料。レバレッジは最高400倍に設定した。買値と売値の価格差である「スプレッド」も最低でゼロにした。スプレッドはFX会社の実質的な手数料に相当。つまり取引手数料を無料化し、スプレッドもゼロに設定すれば「本来は絶対儲からない」(業界関係者)。無理をしても競合から顧客を奪う作戦だった。だが、すぐにつまずいた。FX会社は通常、顧客から受けた注文を「インターバンク」市場で執行する。「カバー取引」と呼ばれる売買だ。たとえば、ドル売り注文に応じたFX会社はドルの買い持ちになるため、ドル安になると為替差損を被る。この場合、「カバー先」と呼ばれる金融機関へドル売り注文を出せば、ドル安のヘッジができる。 トレイダーズFXはコスト度外視で顧客取り込みに走った結果、「予想以上の注文が殺到したが、カバー先の金融機関との取引がうまくいかず多額の為替差損を抱えた」(同社関係者)。大量の顧客注文の処理に手間取り、価格変動リスクを防ぎきれなかったと推測される。同社のカバー先に破綻した米リーマン・ブラザースが名を連ねていたことも命取りとなった。顧客の証拠金をリーマンに預託しており、破綻に伴って貸し倒れとなったのだ。

FXでも表面化し始めたカウンターパーティリスク(取引相手の信用リスク)。金融庁も実態把握へと乗り出している。10月中旬、金融庁は全国のFX会社約130社を対象に一斉調査を実施した。顧客から預かった証拠金の管理状況を調べるのが目的だ。FX会社は顧客から預かった証拠金を、会社自体の財産と分けて管理しなければならないことが法令で定められている。信託銀行で管理する「信託保全」が比較的多いようだが、「カバー先」への預託も認められている。だが、今回の調査結果を受けて、金融庁はルール見直しを検討し始めたようだ。具体的にはカバー先への預託を禁止し、信託保全へ一本化するなどの案が浮上している。仮に実現すれば、カバー先に対する証拠金には自己資金を充当せざるをえないが、「資金調達できる会社は多くない」(業界関係者)のが現状。事業縮小や廃業を余儀なくされるケースが続出する可能性もある。金融庁担当者は「投資者保護の観点から適切に判断したい」と話す。金融庁の調べでは、07年12月時点でカバー先へ預託した証拠金を自社の資産と同じ口座で管理しているFX会社が41%に達する。07年に破綻したFX会社2社は、いずれも顧客資産を明確に分別管理していなかった。「顧客と自社の資産を明確に分けて管理していれば問題ないが、その線引きがあいまいな例も少なくない」(金融庁担当者)と問題視する。矢野経済研究所の白倉和弘上級研究員は「今後は経営体力の劣る業者が退場を迫られるだろう」と指摘。業界でも「遅かれ早かれ5~10社まで寡占化するのでは」(FXプライム byGMOの三浦俊一社長)との声もある。市場が拡大する一方で、業者の淘汰は避けられそうにない。

(引用:東洋経済 2008年11月11日)

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