裁判もあってアトランティックトレードの安全性・信頼性は低い

アトランティックトレードの安全性・信頼性

FX業者の安全性を図るポイント

FX業者というのは、いくつかの点をみることによりその安全性を図ることが出来ます。主に次のような点を検証することでかなりの確率で安全性を図れます。プロじゃなきゃわからないなんてことはありません。個人投資家が入手できるような情報でも十分安全性を図ることが出来るものです。主なポイントは以下の点です。アトランティックトレードを見てみましょう。

1. 金融先物取引業者への登録 ・・・ 関東財務局長(金商)第243号に登録済
2. 行政処分の前科 ・・・ 処分こそありませんが、顧客と裁判になりました
3. 自己資本規制比率の数値 ・・・ 100%~200%と低迷しています
4. 信託保全の状況 ・・・ 長らく新銀行東京でやっており、ようやく日証金信託銀行になりました
5. 業者の株主・出資者 ・・・ なんと非公開です
6. 人気・評判 ・・・ 口座数は少なく、知名度も低いです

このように上記6つのポイントを見てみると、アトランティックトレードはかなり信頼性に疑問が残る業者といえます。重要である自己資本規制比率はずっと100%台で低迷しており危険水域です。また行政処分こそありませんが、ロスカットが作動しなかったために顧客と裁判になり、誠意ある対応をしていないなど信頼できない行為が多いです。問題の多い新銀行東京でずっと信託保全していたり、株主を非公開にしているなど顧客に対する誠意が感じられません。その影響か、よい評判をあまり聞くこともなく1年で口座数が500も増えないなど業者として低迷しています。安全性は5段階評価の最低となるでしょう。せいぜいキャンペーンをGETするぐらいでしか使う価値はありませんね。

人気が出なくて事業譲渡された

アトランティックトレードは2007年頃に高金利のトルコリラを取り扱ったことで有名になりましたが、その後他の業者が相次いでトルコリラを取り扱ったりしライバルが増えて、経営が思わしくありませんでした。さらに顧客に損失が出るなどシステムがお粗末なこともあって、訴訟沙汰が起こり人気は急速に落ちていきました。今やほとんど利用している人がいなくなってしまい、結果的に買収という形でアトランティックは吸収されてしまいました。

フィリップキャピタルHP : アトランティックトレード買収について(PDF)

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