セゾン投信様との対談取材その4:設定ファンドの疑問(Q&A)

お金がない人はどう投資すればいいですか?

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<サイト管理人>
昨今、投資に消極的な人にはお金がないという悲しい現実があります。こういった方はどうすればいいとお考えでしょうか?

<セゾン投信様>皆様の置かれた環境はそれぞれ異なるので、一概には言えませんが、一つのやり方として現在の日本は、デフレでいろいろな物の値段が下がっていますので、まずは支出を見直して毎月少しでも投資に回す資金を捻出してはいかがでしょうか。また、金融資産を持っていない方は、貯金してから投資をするのではなく、積立投資をご利用いただくことでリスクを分散しながら少しずつ投資をするのがお勧めです。

<サイト管理人>
なるほど、そこでセゾン投信様の積立購入サービスが役立つわけですね。月々5,000円から始められるので無理のない金額から少しずつ始めてみるのもいいかもしれません。積立投資にはドルコスト法によって平均約定単価を下げてくれる効果もあるので、一石二鳥の投資方法ですね。

セゾン投信様の積立購入サービス

<サイト管理人>
それではどれくらいの期間、積立て投資を続けていけばいいのでしょうか?

<セゾン投信様>
株価の上昇、下落のサイクルを超える期間が必要だと考えていますので、理想を言えば、20年以上は続けていただきたいと思います。

<サイト管理人>
長いですね。それだけ長期目線で運用していくことが大切なのですね。株価は大きく上げたり、下げたりしますが、暴落したときこそ絶好の買い場ですから、株価にはあまり気にしないほうがよさそうです。

外貨資産が多く、円高リスクがあることについて

<サイト管理人>
セゾン投信さまのファンドは各資産へ分散投資していますが、けっこう海外投資が多いことで円高リスクを食らうことについてどう考えていますか?

<セゾン投信様>
異なる通貨の交換レートである為替レートについては、長期においては購買力平価が成り立つと考えています。実際に過去のデータを調査すると、為替レートには中心に戻る傾向があることが確認されており、投資期間が長期になるほど、リスクは軽減される傾向にあります

現在の円高についてですが、一番の原因はこの20年以上日本がデフレであったのに対して、多くの国が緩やかなインフレが継続していたことにあると考えています。言い換えると、デフレは物やサービスの値段が下がることなので通貨の価値が上がり(円のケース)、インフレは物やサービスの値段が上がることなので通貨の価値が下がります(ドルなどのケース)が、この状態が長期間に亘り継続したことにより、円の価値は徐々に上がると共にドルなどの価値は徐々に下がっています。

しかしながら2000年代中盤には世界的に好景気となり、金融市場ではリスク選好度が高まって、円キャリートレードと呼ばれる低金利通貨の円を売って、高金利通貨に投資する取引が活発化しました。その結果としてしばらくの間は為替市場では、実勢以上の円安局面が継続していたのですが、リーマンショックなどを機に円キャリートレードは解消されて大幅に円高が進行し、現在まで続いています。

また、短期的には特にリスク許容度が高まる局面においてオーストラリアドル、ブラジルレアルなどの高金利通貨が選好され、高金利通貨が上昇しますが、高金利通貨は通常の場合、高インフレ通貨になっていますので、購買力平価説が成り立つとすると、長期的には下落の可能性も高く注意が必要です。

<サイト管理人>
なるほど、株価同様に一刻の円高にどうこう反応せず、長い目で見ることが大切ですね

ファンドがマイナスになっていることについて

<サイト管理人>
セゾン投信様のファンドは、基準価格が設定来からマイナスですね。これの説明をお願いします

<セゾン投信様>
【セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド】
ファンドの設定時期が2007年3月の円安局面であったことから、為替市場における円高の進行の影響を大きく受けており、これが基準価額の主な下落要因です。一方で投資先株式ファンドの価格は全体で設定来マイナスとなっていますが、投資先債券ファンドの価格は全体で設定来プラスとなっており、株式と債券を足し合わせた投資先ファンドの価格は全体でもプラスを維持しています
※2011年8月末現在。

【セゾン資産形成の達人ファンド】
2007年3月の設定以来、米国などで住宅バブルが崩壊したことにより、株式市場は大きく下落し、当ファンドの価額も大きく下落しました。リーマンショックとその後の金融危機においては、金融セクターの組入れ比率が少なかったことなどから下落幅は市場平均よりも低く抑えられているものの相場の大幅な下落の影響を受けて大きく下落したほか、その後も当ファンドの投資先ファンドは、保守的なスタイルで運用されているものが多いものの、先行きへの不安の高まりによる市場全体の下落の影響を受けて下落しています。

<サイト管理人>
債券ファンドが株式ファンドを補うプラスになっていることこそ分散投資の魅力ですね。株だけに投資していてはこうはいきません。円高に関しては短期的に行き過ぎていることもありますし、さきのように一刻の円高に惑わされないことが大切ですね。

取り扱いファンドが2つだけなのはなぜ?

<サイト管理人>
セゾン投信様は、最初からファンド2つだけで増やさないのはなぜでしょうか?

<セゾン投信様>
当社は、長期投資をして頂くための会社ですので、長期間に亘って魅力的な普遍的な価値を持つファンドだけをご用意する必要があると考えており、その普遍的な価値の柱がローコスト運用と国際分散投資であると考えています。また、運用手法の面では、インデックス運用、もしくはボトムアップアプローチによるアクティブ運用を普遍的な価値を持つものだと考えています。

その上で、世界の株式と債券に半分ずつ投資し、それぞれの投資対象ファンドがインデックス運用を行うセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、世界の株式を中心に投資を行い、それぞれの投資対象がボトムアップアプローチによるアクティブ運用を行うセゾン資産形成の達人ファンドの2本を提供しています。

また、投資家の方に一つのファンドを継続して保有していただくことを想定していることから、「会社の寿命=ファンドの寿命」と考えており、むやみに商品を増やすことはありません。

<サイト管理人>
なるほど、あれこれ増やすことよりも1つのファンドの価値を高めていくべきですね。ファンドの数が多ければいいというわけではありませんし、長期投資であれこれ増やされては混乱してしまいます。少ないほうがわかりやすいです。

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セゾン投信対談その2 : 投資必要性とリスク セゾン投信対談その5 : どんな世代がいくら投資してる?
セゾン投信対談その3 : セゾン投信の魅力  
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