債券投資の信用リスク(デフォルト)は、発行体の破綻リスクである

信用リスク(デフォルト)は一番重視せよ

債券投資はほとんどリスクの生じない安全性の高い投資です。しかしどんな投資でもリスクはあります。それこそリスクゼロなんてのはもはや投資ではなく詐欺です。リスクなんて考えたくないとロクに調べもせずに負け組にならないよう勉強はしっかりとしましょう。

債券のリスクの中でも一番重要視しなければならないのが信用リスク(デフォルト)になります。債券のリスクはいろいろありますが、それら全てのリスクが最終的にここに集約されます。信用リスクは債券を発行している元である発行体が破綻、つまり倒産してしまうということです。これはデフォルトとも言われます。債券とはその発行体がその価格と利息を保証しているからこそ成り立っているものです。その発行体が破綻してしまえばお金を払う機関がなくなってしまうので収益だけでなく額面の購入金額に対しても返還されない可能性があります。

信用リスクを比較するのが格付け

主に債券を発行しているのは国家、政府となるのでその政府のリスクがカントリーリスクになるのです。これが銀行とかの場合は、銀行などの預金も信用リスク(デフォルト)を抱えていますが、銀行が破綻したとしても預金に関しては1000万円とその利息に関してはペイオフという制度によって保障されています。しかし国家などが破綻してしまえば誰も保証してくれるところはありません。文字通り最後の砦となる国家の破綻のリスクはないということなのですが、全くないという保証はありません。

この信用リスクをわかりやすく、かつ比較しやすい基準として発行体には格付けが設けられています。格付け機関がやっているものですね。実際には格付けはそれぞれの債券につけられるものですが、発行体自身と見ておいて良いでしょう。格付けランクが低ければそれだけ信用リスクも高くなります。しかしリスクが高くなればその分利回りは大きいので、ハイリスクハイリターンになります。ただ、格付けにおいては2007年にAAAランク付けされていたサブプライムローン債が火を吹いたことからもわかるように、格付けはあくまでタダの目安程度です。

本当の信用リスクとはその国の成長性を見ていればわかるものです。例えばヨーロッパの小国などは人口減少、産業流出、宗教問題などでこれから大きく成長する可能性は低く、むしろギリシャのように破綻する可能性があります。対してBRICsのように産業が著しく成長していって、人口もどんどん増えているような活況な新興国などは将来性があります。また世界の人・物・金が集まってくる先進国も成長が見込めるものです。そこをしっかりと見ていけばリスクは自ずとわかります。まぁぶっちゃけて言ってしまえば、BRICsと先進国などG20に入るぐらいの国なら、一国でも破綻すれば世界が混乱するので破綻させられないんですけどね。

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