みんなのクレジットは2回目の行政処分

みんなのクレジットの7月の償還が遅延した

去年までは数あるソーシャルレンディング業者の中でも桁違いのキャッシュバックと高利回りを提供していて人気だった「みんなのクレジット」、しかし2017年3月末に証券取引等監視委員会より勧告を受け、金融庁より行政処分を受けました。処分に至る内容はまさしく悪質会社の一言で表せられるほどひどく、返済は期待できませんでしたが4月、5月、6月と返済は続いていました。しかし7月に入ってついに償還遅延が起こってしまっていたのです。

みんなのクレジットの悪質行為はFX黎明期の悪質会社と同じパターン

2017.03.28

FX黎明期とそっくり:みんなのクレジットに対する証券取引等監視委員会の勧告

2017.03.28

この償還遅延なのですが、実際はみんなのクレジットから一切連絡が来ることもなく、当然公式ホームページにはなんの記載もありませんでした。みんなのクレジットに投資をしてその償還を待っていた投資家だけがその事実を知ったのです。

みんなのクレジットの投資状況を報告してくれている方のブログを見ますと、悪質なことに償還完了の通知メールは来たのに実際は入金されておらず、マイページの金額だけが減っているという詐欺としか言えないとんでもない対応です。

 

 

7月30日にブルーウォールジャパンに突撃した人たちがいた

さらに7月30日には一部の方が親会社のブルーウォールジャパンに直接取り立てを行う(みんクレの立場から見た)迷惑行為により、遅延がさらに続くという内容のメールが送られていたようです。これが事実かどうかはわかりませんが、みんなのクレジットはこの事件を都合の良い遅延の材料にしているとしか思えませんね。これについてはこの23人とみんなのクレジットは裁判を行う可能性も示唆しており、もし裁判などになったらもう数年にわたって資金の返済目処は立ちません。

 

 

ブルーウォールジャパンはみんなのクレジットから離れている

しかも今のブルーウォールジャパンは6月頭にみんなのクレジットの株式を現代表取締役である阿藤豊氏および取締役山崎弘之氏に譲渡しているため資本関係が解消しているはずです。今のブルーウォールジャパンに突撃しても事態をややこしくするだけです。

本来であれば子会社の問題は資本関係のある親会社にもなんらかの責任がありますが、その関係を絶ってしまえばほとんど問題がなくなってしまいます。白石はみんなのクレジットの代表は辞めましたが、ブルーウォールジャパンの代表は続けていました。というよりブルーウォールジャパンは白石の資産管理会社のようなものと予想できるのでそこを外すのは難しいのでしょう。だからブルーウォールジャパンとみんなのクレジットの関係を切り離し、白石個人への責任が行かないようにしたのかもしれません。

しかしこの流れ、白石の手のひらで踊らされているような感じでとても嫌です。1度目の行政処分のほとぼりが冷めた頃に資本関係などを整理してみんなのクレジットがどうなっても白石には大きなダメージが出ないような段階にしてみんなのクレジットの事態を悪化させる・・・そういったシナリオ通りになっている感じがします。確信犯ですね。

 

株式会社ブルーウォールジャパン
代表取締役 白石伸生

子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

謹啓 皆様方におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
また平素は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。

さてこの度、当社が100%保有しておりました『株式会社みんなのクレジット』株式に付きまして、現代表取締役である阿藤豊氏および取締役山崎弘之氏に当社保有の株式全てを譲渡することとし、平成29年5月23日付で実行いたしました。

現取締役である両氏からマネジメントバイアウトによる株式譲受の申し出があり、譲渡は円満に行われましたことをご報告いたします。
謹白

引用:http://bluewall.jpn.com/info3/

 

 

 

 

参照:1度目の行政処分の悪質行為

  1. 顧客から集めた資金はWEBサイトに表示されている企業ではなく、自社のグループ企業に集中して貸し出していた
  2. 担保を取るといいつつ、上記のグループ会社のほとんど価値が不明な未公開株になっていた
  3. 中には担保そのものが取られていないところもあった
  4. ファンドの償還資金に他のファンド出資金が充当されていた(自転車操業)
  5. キャンペーンのキャッシュバックにファンド出資金が充当されている状況(自転車操業)
  6. 白石代表がファンド出資金を自身の借入れ返済等に使用している状況(ほぼ横領)
  7. 自社グループの増資にファンド出資金が充当されている状況
  8. ファンドからの借入れを返済することが困難な財務の状況

 

 

8月2日に今度は貸金業における2度目の行政処分

ただでさえ上記のように資金流用などの悪質行為の前科がある企業が支払いをしなかったことでさすがに行政も素早く動きました。8月2日に今度は貸金業における行政処分を受けて1ヶ月の業務停止命令を受けたのです。

一度目は関東財務局より投資の面での行政処分を受けましたが、今度は東京都の融資の面での行政処分です。昔複数の行政処分を受けた会社としてはFX・商品先物業者であった「エース交易」や「フェニックス証券」などがありますが、別分野から複数の行政処分を受けたところはここ最近は聞いたことがありません

 

 

 

引用:http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/08/02/04.html

 

参照:貸金業法に基づく行政処分について 2017年8月4日(みんクレ)

お客様各位株式会社みんなのクレジット
代表取締役 阿藤 豊

当社に対する貸金業法に基づく行政処分について

平成29年8月2日付で、東京都産業労働局金融部貸金業対策課より貸金業法に基づく行政処分を受けることになりましたことをご報告申し上げます。

弊社を応援して下さる投資家の皆様、お取引先様・関係者様各位には大変なご心配とご迷惑をおかけいたしましたことに、心よりお詫び申し上げます。

尚、行政処分の内容は以下の通りです。

  1. 業務停止処分

処分理由(違反事項)  禁止行為違反(過大担保の徴求)

(1)業務停止期間 平成29年8月9日から平成29年9年7日(30日間)

(2)停止対象業務 業務の全部(弁済の受領に関する業務及び訴訟又は調停に応ずる業務を除く)

  1. 業務改善命令

処分理由(違反事項) 利息制限法違反 契約締結時の書面の交付違反

  • 業務改善の内容

資金需要者等の利益の保護を図るため、処分理由(違反事項)と同種事案の再発防止に関し、次に掲げる事項について必要な措置を講じ態勢の整備を図ること。

  • 貸付に係る契約締結に際し、利息制限法第1条に規定する金額を超える利息(みなし利息を含む)の契約を締結しないこと。
  • 貸付に係る契約締結時書面の記載事項のうち重要事項を変更した場合は、あらためて書面を交付すること。

以上

 

正直なところ、実際の数値などがわからないのでどのような点で処分されたかはよくわかりません。処分に至った直接の理由は「禁止行為:過大担保の徴求」となっています。みんなのクレジットの融資はほとんどが自社グループ企業への流用と判明していますので、この融資案件において全く担保を設定していなかったのでしょうか。また利息制限法違反なども行ったようで、本来返せるはずのない利回りを提示していたかもしれません。これは自転車操業の典型的パターンです。

 

Yahoo!のTOPニュースにも掲載される

みんなのクレジット騒動はさらに拡大して8月8日には商工リサーチの記事がYahoo!のTOPニュースに掲載されるなど大きな騒動になってきています。個人的にはソーシャルレンディングのイメージが悪くなるばっかりで、その点もみんなのクレジットには責任をとってほしいですね。一部の悪質業者のせいで業界全体や投資たちまで悪く言われたり、白い目で見られるのは本当に嫌です。FXのときもそうでした。

 

満額の償還はかなり厳しくなってきた

償還遅延、投資家襲撃、さらなる遅延、2度目の行政処分、業務停止命令、「みんなのクレジット」を取り巻く環境はかなり最低に近い状況です。というよりもう最低と言い切ってもいいくらいですね。こんな状況で残りの償還が行われるのかはかなり期待薄と思われます。そもそも4~6月に償還していたのは自転車操業のところがよく行う時間稼ぎだったのかもしれませんし、みんなのクレジットにはもう何も信用できるところがありません。

これからを見ると、一番重要なのは行政処分の業務停止命令明けの8月28日に毎月の償還がされるかどうかがポイントでしょう。もうみんなのクレジットがどうなっても白石には殆どダメージはなさそうなので、償還手前での倒産とかの可能性も十分ありえます。

 

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