行政処分においてみんなのクレジット代表の白石が辞任

みんなのクレジットは行政処分を受けた

2017年3月24日に証券取引等監視委員会より勧告を受けたみんなのクレジットですが、関東財務局よりみんなのクレジットには1ヶ月間の業務停止命令と業務改善命令が出されました。業務改善として、顧客に対する説明を適切に行うことや、原因の究明、顧客資産の管理、投資家保護への措置、責任の所在の明確化、などが命令内容となっています。

関東財務局よるみんなのクレジットへの行政処分の内容

2017.03.30

 

代表の白石伸生が辞任

これを受けてみんなのクレジットの代表でもある白石伸生が辞任を表明しました。処分の内容の1つでもある責任の明確化を示したことによるものと思われます。また白石伸生は行政処分に対して、みんなのクレジットのホームページにおいて謝罪と弁解の文章をアップしました。なぜかいつもいつもテキストではなく、文章の画像1枚であり、なんだか釈然としません。

 

 

辞任の意味なし?そもそも親会社が白石伸生の会社

ちなみにみんなのクレジットの親会社は株式会社ブルーウォールジャパンであり、この会社は白石伸生の資産管理会社となっています。こちらがあるためにみんなのクレジットの代表を辞任したからといって、みんなのクレジットから完全に白石伸生が去ったとはいえず、以前として大きな影響力をもっていることには変わりありません。

 

一理あるソーシャルレンディングの仕組みの矛盾点

白石伸生を擁護するわけではありませんが、今のソーシャルレンディングの仕組みというのは矛盾を抱えていることも確かです。

現在のソーシャルレンディングは投資家と借り手が直接資金をやり取りすると貸金業に抵触するため、それを避けるため投資家とソーシャルレンディング会社が匿名組合契約を結ぶことで投資家・借り手を共に匿名にしています。この形では投資家も匿名で、借り手も匿名になるため、明確な貸し手と借り手が判別しないため貸金業に抵触しないという形になっています。

 

 

投資先の情報の開示・非開示に矛盾点がある問題が表面化した

しかし投資を行う金融商品取引法の投資家保護の観点では投資先の情報の開示化は求められて当然であり、投資先の情報を匿名にしなければならない貸金業と、この情報の開示・非開示において矛盾しているのです。この点においても明確な線引がされていないがために情報については各業者の個々の判断が強くなっていました。その匿名をいいことにやろうと思えば悪いことができてしまう仕組みが続いているのです。

こういった矛盾点がいずれ問題になるのは明らかであったため、今回がそのタイミングであったわけでもあります。これを受けて監督機関は明確な基準を制定してほしいものです。ソーシャルレンディングの大きな問題でもある投資先の情報がよくわからない点は投資家に非常に不安をもたらすと同時に、ソーシャルレンディング会社に不正を入れられる余地を与えてしまいます。

 

 

FXも事件が起こってから規制などが整備され始めた

この問題も何年の前から指摘されていますが、金融庁は動かなかったのです。お役所が事故や事件が起こらないと重い腰を上げないのは今に始まったことではありません。FXの場合もそうでした。FXはリーマンショックの後に業者の問題が次々と明らかになっており、今回のように顧客資産の管理体制の不備や情報の粉飾などが続々と発覚。中には資金の持ち逃げなども起こっています。

 

これを受けてやっと金融庁も動きました。信託保全の義務化は2009年、(余計なことではありますが)レバレッジ規制は2011年、税制の統一は2012年と、次々と整備を行った結果、FX会社の多くが淘汰されて、信託保全などの安全性の高いところが残るようになりました。いずれはソーシャルレンディング業界もこうなっていってほしいものです。

 

まずは税制を整備してほしいですね。投資の配当を受け取っているのに雑所得の割当は明らかに変です。税制が整備されていない2012年以前のFXと同様ですね。総合課税で55%まで税率がかかってしまいますので、分離課税で他の投資と損益通算できるものに整備してほしいものです。制度が未整備どころか野放し状態ともいえるソーシャルレンディング業界にもそろそろ明確なルールを定める時期になってきているのでしょう。

 

それにしても行政の相変わらずの動きの遅さには辟易しますね。今回の問題だって、監査が入ってやっとわかったことであり、みんなのクレジットに認可を与えた担当者などは責任を取るんでしょうか。取らないでしょうね・・・。問題が起きてからの後手後手の対応、投資家の保護といいつつ保護できてない現実、そもそも情報開示の匿名の問題点をさっさと解決しておけばここまでのことが起きなかったのに・・・。

 

 

参考:みんなのクレジット白石の謝罪文の画像

 

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